総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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とめどなく広がる深遠な精神世界が何よりも美しい ラッテ・エ・ミーレ 「受難劇」

ラッテ・エ・ミーレ 受難劇 1972年発表 イタリア

1 序曲 2 過ぎ越しの日 3 最後の晩餐 4 ゲッセマネ 5 訴訟 6 証人達(パート1)
6-2 証人達(パート2) 7 悲観 8 ユダ 9 ユダヤの王 10 カルヴァリオの丘
11 復活
ボーナストラック
12 五月

キリスト教への絶対的な信仰心というものはアルバム製作時に最年少が16歳で平均年齢が20代そこそこというトリオ編成である三人の若者達にロックという観点からはとても語るのが不可能なアルバムを作らせてしまうのでしょうか。信仰心をまずもつことがない我々日本人にとっては理解するのが難しいものがあります。いくらバッハなどクラシックで前例があってもロックのほうからクラシックだけでなくジャズも取り入れ再構築したことはいつ聴いても衝撃が走りますし、最初聞いたときはもうただ驚愕するばかりでした。
まさにイタリアのみならずユーロ・ロックを代表する一枚ですし、イタリア以外出てこない音だと思います。まず耳を奪われるのは宗教的な荘厳さをたたえた混声合唱団とパイプオルガン、チェンバロ、ムーグ、シンセなどの多彩なキーボード郡によるあまりにも重厚なクラシカルな音ですね。そして何よりも凄まじいのは静と動の対比。沈むゆくところは悲壮感に満ちた語りとキーボードの音色に心をえぐられそうになりますし、まるでイエスのこのあとの悲劇を予感させるかのようです。続いて盛り上がるところは前述した混声合唱団がクラシック音楽ばりにと本格的に歌い上げます。歌い上げたあとには胸が透くようなメロディを伸びやかに歌うひと時の安らぎのような曲となるんですが落差の激しいことにいきなりドラムを連打し、不安感をあおるシンセの音によって激しい裏切りの感情を表した曲になり山あり谷ありの曲展開ですがこのアルバムを理解の為に聖書を一読するとまるで違ってき聴こえてきます。なぜなら歌詞は聖書からほとんどそのまま使っているので聖書を一度でも読めばこのアルバムで展開されていく精神世界の美しさに気づくことができるのではないのではと思うからです。冒頭に書きましたがやはり日本人にはとってもとっつきにくく、理解するのが難しいテーマですから。
もしこの文を読んで聴こうとする人にひとつことわっておかないといけないのが演奏力の稚拙さ。とてもプロの水準には満たない演奏ですがあの若さでキリスト教の一大テーマを表現しようと挑んだ志を汲んであげてくださいね。ちなみにアルバムはヨーロッパ中で評判となり、アルバムを発表した翌年にローマ法王の前で御前演奏したという記録が残っています。
なお最後のボーナストラックの曲はプログレではなくてラブロックの傑作のひとつで、イタリアはシングルの名曲がたくさんあって集めるのに苦労します。それだけにこうして手軽に曲が聴けるのはありがたいことです。イタリア特有のひとなっこいメロディで聞き手を優しく包み込むコーラスには心が温かくなりますし、一度聴いたらまず間違いなく忘れられないと思います。
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by esthetisme | 2005-03-10 04:48 | 世界中のプログレ