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総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!

by esthetisme
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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までお願いします。

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ファブリツィオ・デ・アンドレ/リミニ(1978)
ファブリツィオ・デ・アンドレ/リミニ(1978)_d0059205_21424786.jpg



最近、雨や曇りの日が続いているせいもあって、太陽の日差しを最近、浴びていなく、これだと夏らしくないので、音楽で夏らしい気分を味わうと思って聴いたのイタリアのカンタトーレの中で神様と崇めているファブリツィオ・デ・アンドレの「リミニ」です。このアルバムを聴いたら彼のほかのアルバムだけでなく、同じく神様と崇めているアンジェロ・ブランデュアルディの「東方の市場にて」、バンコの「春の歌」といった地中海音楽を楽しめるアルバムを聴いてしまいました。


さてこのアルバムは、イタリアのエミリア州にあるリミニをテーマにしていて、リミニはヨーロッパ中から人々が集まるリゾート地です。また映画ファンなら「道」、「カビリアの夜」などの作品(自分の特に好きな作品を挙げました。)で知られるフェデリコ・フェリーニの故郷としても有名な場所ですね。

M1は爪弾かれるアコギから始まり、静かに流れるオーケストラとアーコディオンと「リミニ」と幻想的に歌う女性コーラスのゆったりとした曲。語りのような呟くようにして歌うデアンドレの歌は渋くてほんと好きです。ジャケットでもわかるのですが、ブックレットにはリミニ駅やビーチで夏を楽しむ人々の写真があるので、リミニってどんな街?とイメージするのがとても楽です。
M2は、リゾート地でのうきう気分でほんと楽しくて仕方ないという気持ちを表しているかのような陽気でノリのいい曲で、ライブの定番の曲です。you tubeでライブの動画を見ましたが、演奏する方もやっぱりにこにこ笑顔で演奏していました。
M4は、マンドリンですかね?その音を聴いていると南イタリアの暑い日差しがリミニに降注いでいる情景がありありと浮かぶようで、アルバム中に特にビーチリゾートでいる時の南国気分にどっぷりと浸れる曲です。
M7は、ほのかに哀愁を帯びたアコーディオンの音色の印象的なスローテンポな曲です。スローテンポの曲だから渋い歌がじっくりと味わえますね。


その他カントリー風味のアップテンポな曲もあったりして、多彩な曲が並ぶこのアルバムは、デアンドレにそれまで社会問題をテーマにして歌っていた彼が地中海音楽へ取り組みを始める
転機となるもので、この後、地中海の道程と題されたアルバムではデアンドレ流に地中海音楽を昇華した傑作アルバムを発表します。
たいていのカンタトーレはアモーレ、アモーレって恋愛の歌を歌っていただけにデアンドレの存在は異色と言えるものでしたが、社会問題を歌っていた頃は、イタリアを代表するプログレグループのひとつであるPFMが演奏しているものあるのでプログレファンでもあるだけにとっかかりやすくて、聴いたら歌詞の内容がわからないせいもあってデアンドレの歌とドラマテイックな演奏に引き込まれて、その頃のアルバムもどれも好きです。
で一般向けというか音楽が好きなら聴くべきという地中海音楽を自分の音楽として昇華させたアルバムもまた好きで、地中海の道程、雲、遺作となったAnime Salveといった傑作アルバムのことも書きたいなと思っています。
by esthetisme | 2007-07-10 21:46 | ラブロックなどイタリアの歌物