総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
自己紹介、お気に入りリンク
自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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5月の歌(なんと目覚めるばかりに)  ゲーテ
5月の歌(なんと目覚めるばかりに)  ゲーテ

なんと目覚めるばかりに
自然の照りはえていることよ!
なんと太陽の輝いていることよ!
なんと野原のはなやぎ笑っていることよ!

花がきそって咲き出でる
茂みの中からは数知れぬ歌ごえが
よろこびが沸き溢れる

おお大地よ!おお太陽よ!
おお幸せよ、おお楽しさよ! おお愛よ、おお愛よ!あの山にかかっている
朝の雲のように黄金なすその美しさよ!

お前ははなやかに祝福する
さわやかな野や畑を、
かぐわしい花がすみに
包まれた天地を。

おおおとめよ、おとめよ、
どんなに私はお前を愛していることだろう!
どんなにお前の目の輝いていることだろう!
どんなにお前は私を愛していることだろう!

歌と空とを愛する
ひばりのこころにも似て、
空のかおりを愛する
朝の花のこころにも似て、私はお前を愛する、

あつい血をたぎらせて
お前は私に青春と
喜びとはずむ心を与えてくれる 新しい歌とおどりに
私のこころははずむ

いつまでも幸せであれ、
お前が私を愛する限り!


参考文献 ゲーテ詩集 「新潮文庫」

毎年、その季節になれば必ずアップする抒情詩、音楽、絵画などがあります。今回のゲーテの詩はその格好の例です。
さてGWは6連休となりましたが、ほとんどは3月に取り損ねた資格の勉強で終わりますね。
毎年恒例と化してきた秩父の羊山公園へ芝桜を見に行くとのと竹寺の精進料理を食べる以外は外出の予定はありませんから、勉学に励む日々。
今度こそ合格を勝ち取ります。そして5月中に4科目ある中級の試験を最低でも1科目でも合格し、勢いにのり次々合格していき、中級の資格を遅くても7月まで取るのが目標です。
だらだら勉強していても集中力が落ちるので、きちんと目標を決めないと勉強が捗りませんし、そもそもやる気が起こりませんし。
今の仕事でステップアップにはいい経験ができているのでその経験と中級程度の試験で更に上の仕事に就くのが資格取得後の目標です。
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by esthetisme | 2008-04-30 23:32 | 抒情詩
熊吉 馬刺し、鳥肝刺しなどなど
黒色すみれの演奏会の前に腹ごしらえと向かったのがこれで3回目の熊吉。馬刺しがリーズナルブルに頂けるお店。
馬刺しが食べたくなったのは、実は滝桜を見に福島に行き、去年行ったことがある郡山の会津料理専門店で馬刺しなど食べようと予定していて、行けなくなったのでその代わりということで。


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まずは馬刺し盛り合わせ。タテガミ、フタエゴ、赤身、霜降りだったかな?同時に馬のレバ刺しも頼んだら今日はありませんと言っていたのに他のお客さんが頼んだら、すみません、ありましたなんて言うからレバ刺しも。
相変わらず馬刺しは甘みが強くて、演奏会の前にほんと幸せな気分。

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ごま油をつけて食べるレバーはこりこりで美味しい。1人で食べているからたっぷり食べれて嬉しい。


鳥の肝刺しもありましたのでレバー好きとしては頼まないはずがない。

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心臓、ささみ、レバー、砂肝。これは覚えていなくても見ればわかります。去年の秋田で食べた比内地鶏の刺身の以来なのでほんと久々です。
ちなみに前に来たときは天草大王ではなくて別の地鶏でしたよね。前に書いた感想が消えてしまったので思い出せませんが。

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桜鯛と春キャベツのサラダと旬の素材を食べれるのを。控えめなドレッシングのおかげで素材の味がちゃんとします。
居酒屋でサラダを頼むとドレシッングまみれでドレッシングの味しかしないのが多くて。
さすがに和歌山の料亭で去年、食べた桜鯛は比べるはいけませんね。あの料亭の桜鯛がいかに美味しかったかを改めて思いました。

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馬ほほ肉のトロトロ煮。予想していたとおり、ビーフシチューみたいな感じで。やっぱりこれにはワインでないと食べるのが進まない。お店にはフルボトルしかワインがないのが残念。ハーフを1種類でもいいから上等なのを置いてくれると1人飲みにはありがたいのですが。

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焼き物も頼みたかったけど写真を撮るのが遅くて、もう時間。ご飯ものを食べないとお腹が空くのでお茶漬けを。
ジュー、ジューと美味しそうな音を立てていた溶岩焼きを次回は頼みたいですね

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デザートを食べないと食事が終わらない。温かい饅頭にバニラアイス。


焼酎は普段飲まないですが、せっかく焼酎が揃っているので適当に佐藤の黒、魔王、長雲一番橋の3杯。
以上諭吉さんが1枚と少しぐらいでしたかな?お店のスタンプカードは2万円で1000円引きの得典があるのですが、次で楽に達成できそうです。
また馬刺しを食べるのならこのお店かなと。さすがに17時ごろに入ったらお客さんは僕のほかに1組でしたが、帰り際の19時ごろになるとだいぶ混んできて、渋谷駅からけっこう歩くというのに繁盛していました。
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by esthetisme | 2008-04-26 21:30 | 郷土料理、和食
ギュスターブ・モロー/オルフェウス
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ギュスターブ・モロー/オルフェウス

「オルフェウス」は、1866年のサロンに出品され、モローは、サロンのパンフレットに次のような説明書きをつけました。

「オルフェウス・・・・・
 1人の若いトラキア娘が、ヘプロス河の水に乗って運ばれ、トラキアの岸辺に流れ着いたオルフェウスの首と竪琴を悲しく拾い上げる。」

詩を吟ずれば猛獣までも聞き惚れるというほどの詩人オルフェウスは、愛妻を失った悲しみから歌わなくなり、他の女性にも見向きもしなかったため、バッカスを狂信する女性達の怒りを買い、八つ裂きにされ、遺骸は竪琴と共に河に流されます。
オルフェウスの首は、流れに鳴る竪琴に合わせてなお詩を口ずさんだと言います。
やがて遺体と竪琴はトラキアに流れ着きます。

盆の上に洗練者ヨハネの首を載せて持つヘロディアの姿は、聖書の図像とこれまで幾度なく描かれてきましたから、首を持つ女性の姿を書くのはさほど珍しいとは言えません。
それを当時、絵画やオペラの主題として流行していたオルフェウスの神話にあてはめ、絵画化したところにモローの独創があります。

この作品は国家に買い上げられ、リュクサンブール美術館に展示されました。モローの生前中に一般に公開されたのはこの絵画だけです。

アンドレア・ブルトン、マルセル・プルーストなど、この絵画に感銘を受けた芸術家は多く、プルーストは

「このオルフェウスの首から何者かが我々を見つめているのを感じる。それは画布に描かれたギュスターヴ・モローの思想、色彩による思想であり、それがこの盲いた両眼を通して我々を見つめているのである」と言っています。

このように絶賛される一方、神話描写の常道をぶち壊す画風は激しい非難を呼び、モローはサロンの出展を一時期ですがやめてしまいます。
そして邸宅に閉じこもるようになり、面倒を見ていた老母、弟子などわずかな友人達にしか会わない、隠遁した生活を送るようになります。


今回、イメージを載せたオルフェウスは油彩のものですが、ほぼ同年代の作とされる水彩のものは、詩という芸術が後世代に受け継がれてゆく、いわば詩芸の永遠性を暗示する内容になっていて、娘はサッフォーのような女流詩人らしく竪琴を肩にかけて月桂冠を被っています。
聖人のような円光すら持っていて、詩芸を擁護するミューズのような風格を漂わせています。
悲観を意味するレモンの木が、油彩では左隅に慎ましく描かれていたのに対し、ここでははっきりと彼女の背後に描かれています。
ちなみに水彩のオルフェウスは松尾博の個人コレクションとなっています。

参考文献

朝日グラフ別冊 モロー
週刊朝日百科 世界の美術 モローとルドン
象徴派の絵画 朝日新聞社

これまでアップしたギュスターブモローの絵画の一覧
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by esthetisme | 2008-04-26 18:32 | ギュスターブ・モロー
黒色すみれ 4/20 単独演奏会
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この日は待ちに待った黒色すみれのワンマン。ようやくライブで聴きたい曲が全部聴けるのではとほんと楽しみにしていました。
ライブが終わった後にすぐ帰りたいし、ご飯が食べたかったし、椅子席ではなくて立ち見でしょと思い、これで3回目の熊吉で馬刺しの盛り合わせ、馬レバー刺し、地鶏のレバー、心臓、砂肝刺しなど、馬の頬肉のトロトロ煮、桜鯛と春キャベツなどを焼酎3杯と共に。最後はお茶漬けと
あたかい饅頭とバニラアイスとしっかりとデザートも食べると開演の時間までもう時間がない。慌てて会場へと向かいました。
中に入るとえ!今日は椅子席だったのを知り、せっかく31番だったのにもったいないことをしたなぁと思いました。

さて1曲目は何かな?お2人の新しい衣装はどんな感じ?曲にあわせて手拍子とか盛り上がりがほんと期待できそうと始まるのが待ちきれませんでしたが、ぎりぎりの入りだったのですぐ始まりました。

鐘が鳴り響く中、ベース、チェロ、さちさん登場し、何を演奏するのか検討がつきませんでしが、聞き覚えのあるバイオリンのメロディーを聴いてすぐにあ!乙女讃歌だとわかりました。前に聞いたのはピアノとバイオリンからすぐ歌になるバージョンでしたが、今日はチェロとベースの方がいますからバイオリンとベースとチェロで前奏の後にゆかさん登場し、すぐ歌に。純情可憐?な乙女の恋心を歌っているのかなと思える歌詞と麗らかな春の日差しが降り注ぐようなそんなメロディーがほんと好き。
サンゴと潮、乙女椿(仮)と同様に音源化が待ち遠しいのですが、次の音源はいつでしょうか?次の単独演奏会が8月なのでその頃までに出るのかなぁと思っています。
ちなみにお2人の服装は何と表現したらいいのやら。バッハみたいな金髪のかつらをかぶっていましたね。個人的には黒のおかっぱに大正ロマン漂う着物姿が一番好きですけど。

続いて2曲目は「軌道の鉱夫と双子の星」からA GRATEFUL CHAOS。そのアルバムだけ未聴だけにメンバーのブログを見るまでカバー曲?それともオリジナルかわからなくて曲名ほんと知りたかったのでわかってすっきり。さきほどのアルバムは以前発表した曲のテクノアレンジと聴くとどうも買うのを控えていたのですが、花千代女とか新曲がほかにもあるのでそれを目当てに買おうかなと。

3曲目は手拍子から始まる曲と言えばあの曲です。情熱的な恋は野の鳥。さすがワンマンだけあって拍手の音がたくさん。

4曲目はチェックメイト。

5曲目は夢見る少女人形。

6曲目はアレンジがアルバムとははっきりと異なる純潔は赤。サビの前の歌メロのテンポをだいぶ落としてあり、赤ずきんをテーマにしたダークなメルヘンの世界が重くのしかかってくるよう。

7曲目はカノン。いつものようにゆかさんのスキャットが美しい。

歌が終わるとゆかさん、退場し、ベースの方も退場し、バイオリンとチェロでその2人が組んでいる月薔薇の曲の演奏に。続いてチェロのソロがあり、それからベースの方が再び登場し、音をあわせていき、

ゆかさん、ナース姿で登場し、8曲目は真珠の涙。アルバムとは違う今日ならではのアレンジ。

そしてさちさんもナース姿で登場し、ドラムが加わり、9曲目の月光恋歌。以前聴いた時はお2人だけのアコースティックバージョンでしたので、ようやくアルバムの収録バージョンで。

10曲目はゆけ!少年十字軍!。
その前に行進風のドラムが鳴る中、すみれ十字軍のゆか隊長が航海の前?に高らかに宣誓。
そして観客の皆さんを船の乗り組み員に例えて、かけ声のイエッサーの練習。
それからゲストの方々の紹介。チェロの方はB型にまつわる話を。自分もB型だけに興味深いというかそれ、あてはまる、うん、うんと思わずうなずく事ばかり。
ベースの方も血液型の話に。ちなみに黒色すみれの2人は2人ともO型だそう。
始まるのも長ければ終わるのも長い(笑)曲の途中で2人で赤と白の旗をふったり行商のおばさん?見たいな格好で物販の紹介をなぜか東北弁で、それもめんこいなんて言っていますから岩手弁かなと。
あの2人が夜なべをしてとか、だべぇ~とか言うととほんと可笑しくて。
さちさんのDVDの中身、ねえべと天然ぶりもウケた。ゆかさんもウケていたようでしたが。
その後、今日が初披露?と思われる2番もありましたし。次の音源に新録して欲しいですね。
前から1番だとなんか曲が物足りないと思っていたので2番があるとちょうどいい感じ。


11曲目はお医者さんごっこ。ナースさんの格好だからやっぱりこの曲ですね。

12曲目はライブで聴きたかったサーカスの馬。黒色すみれで最初に聴いた曲ですが、
強烈なレトロ感を感じさせるその個性に驚くと同時に知るのがほんと遅かったなぁと後悔。

13曲目は新曲のサンゴと潮。さちさんのコーラスが光る曲で、幻想的な曲の雰囲気が増して、
思わずうっとりとして聞き惚れてしまう美しいサビのメロディ。
今回は雨の音?を表現しようとしたのでしょうか、ゆっくりと上下させるとそんな音に聞こえる楽器を曲の最初に使っていました。
ちなみにその楽器、暗くてよく見えませんでしたが、レインスティックとは違うかな?


14曲目はすずむしの歌。前曲の抒情的でしっとり雰囲気がよく繋がる歌メロがこれまた美しい曲で本編終了。
あぁそうなると、あとはあの2曲で終わりと思うと今日の演奏が今までまだ3回しか見たことがありませんが1番よかったので終わるのがほんと名残惜しくなりました。

アンコールは定番の永久に麗しく、すみれの花よから。ドラムも加わるからほんとノリノリで曲の始めからたくさんの拍手で大盛り上がり。
今日の最後におしまいの歌。ようやく演奏会で聞くことができて何より。やっぱりこれが1番、演奏会の終わりにふさわしい感じがして、ほんとこれでお終いという気分になります。
これまで新曲で終わりというのがたまたま多かったので尚更そう思いますね。

さて今回の単独演奏会ですが、もしかしたら今日しか聴けないアレンジで多くの曲を演奏していましたので、ほんと見に来れてよかった。
ただゆかさんがアコーディオンを1曲も弾かなかったので、弾いてくれたらよりよい演奏会になったのですが。
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by esthetisme | 2008-04-25 19:40 | 日記
三光院 4月の精進料理
昨日は三光院で春の味覚である筍尽くしでした。今年は料理教室のためか三光院の竹林で筍掘りが出来て、持ち帰りOKでほんと嬉しかった。都内で筍掘りなんてなかなかできないことではないでしょうか。
この日はいつもより参加者が少ないため筍が十分間に合いました。ぽこぽこたくさん出てくるようで、あちこちに顔をちょこんと見せている筍が可愛らしかったです。

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スコップで掘りますがやはりこれでは掘りきれません。

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なのでつるはしの登場です。筍の根のはり具合から掘る位置がわかるそうですぐ採れました。
僕も掘ってみましたが、日ごろの運動不足のためすぐ疲れてしまいます。

掘った後は今日食べた筍料理の説明。

木の芽和え、天ぷら、筍のおばん(たき込みご飯)でした。

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木の芽和えに糸こんにゃくを加えるのは三光院ならではの工夫。京都の筍料理で有名な筍亭や錦水亭、孟宗竹の北限の湯西川温泉など今までいろんなお店で食べていますが糸こんにゃくを加えたのは初めてでした。
これから新緑の季節となり、緑が眩しい季節となるだけに新芽の山椒の緑の色合いが映えますね。

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ちなみにこの写真の真ん中が山椒の花です。

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天ぷらは一度煮て味付けしてから揚げています。煮たものを食べてみましたがそれでも十分
美味しいので揚げるなんて贅沢な感じ。揚げると甘みが増して更に美味しくなりますね。

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ご飯は穂先や姫川の柔らかい部分で出汁を使わずに優しい味に仕上げてあり、三光院のご飯はお年よりも食べることを考えて柔らかめ。
ちなみに筍は部分によって調理方法がそれぞれあります。

穂先 和え物、椀だね、酢の物、炊き込みご飯など
中央部分 煮物、炒め物、揚げ物、炊き込みご飯、
根元 千切りにして寄せ上げなどの具に、三光院ではすりおろして筍団子にするそうです。

といった感じがいいそうです。
あと採れたての新鮮なものなどは刺身は格別ですよね。皮ごと焼いてもいいですけど。

あとは省略しますが選び方、茹で方、筍のまめ知識などを教えてもらい筍についてたくさん知識がついて、今回も充実の内容の料理会でした。
さて来月は端午の節句がテーマの精進料理です。

そうそう来月は三光院の前に去年、ツアーの予約が一杯で行けなかった竹寺に行きます。
このお寺は車でないと行けないので、ツアーがほんとありがたい。
全て竹でできた器に盛られた精進料理だけでなく住職の法話も名物のようでとても楽しみです。

最後にいつもより写真が冴えなくて残念。ま来年はソニーのフルサイズがでているでしょうから
来年こそずっと保存したいと思える写真を撮れるようにしたいです
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by esthetisme | 2008-04-20 14:40 | 三光院の精進料理
汚れなき悪戯 1955年 スペイン
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スペイン映画はほんと数えれるぐらいしか見ていませんが、「ミツバチのささやき」と並んで好きなのが今回の「汚れなき悪戯」。

ちょうどその映画の頃で同じく子役が光り、主題歌が一度聴いたらもう耳を離れることがない映画というと「禁じられた遊び」があり、1950年代というと各国の映画黄金期にあたる時代で、ほんとうこの年代は好きな映画をあげたらきりがないです。

さてスペイン映画に話を戻しますが、戦前戦後を通じて作品の数も少なく、内容的にも見るべきものの少なかったのですが、「汚れなき悪戯」は、過去長い間のスペイン映画の沈滞を破る画期的な、愛と感動に満ちた芸術作品です。
主役のマルセリーノを演じたパブリート・カルボ少年は、5000名の応募者の中から選ばれたけ
あって、巧まざる名演技をみせ、この映画を成功させています。

主題歌は切なく、哀愁に満ちたメロディーで涙を誘いますが、映画のラストが自然と思い浮かびます。
映画の歌詞だとマルセリーノの一日を追った内容ですが、パンフレットに掲載されている1番から3番の歌詞は違うのが気になりました。

わかりやすいようにそれぞれを途中までですが載せます。ちなみ映画の著作権は切れています。
なので500円というワンコインで買えるようです。

映画の歌詞  字幕の歌詞

お眠り マルセリーノ
もうすぐ夜が明けるけど
お前の魂と1日は
12人の坊さんが守っている

起きよ マルセリーノ
もう目は覚めたね
お前の魂と1日は
12人の坊さんが守っている


パンフレットの歌詞。

1番

おはようマルセリーノ
おめめをさませ
お日さま 野原で笑って見てる
マルセリーノ マルセリーノ
かわわい天使
いちにち おもてで仔馬のように
マルセリーノ マルセリーノ
走っておいで

歌詞は相田 裕美さんとなっていますので、
この人が曲に歌詞をつけたのでしょうけど
どうしてそれがパンフレットに載っていて
オリジナルが載っていないのか。
このあたりの経緯の説明が欲しいですね。

映画の内容と感想
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by esthetisme | 2008-04-20 12:44 | 映画
アスパラ尽くし
昨日は春の味覚の1つであるホワイトアスパラ尽くしを堪能しました。今日は筍尽くしなので春の味覚をほんと満喫できているなぁと思います。
和食もフレンチもその時の旬の素材を意識して旬の味覚を頂くのが僕の食べ歩きです。
次はアスパラソバージュと山菜をまた食べたいですね。

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まずは乾杯はシャンパンで。
アスパラのベニエとエスカルゴのフリットがアミューズで。アスパラの甘みのあとにくるほろ苦さがやっぱり好き。シャンパンと食べて、2つ目のアミューズはホワイトアスパラのタルトレット。
1口サイズの大きさをマクロレンズで。
タルトの下にしいてある煮つめた玉ねぎの甘みと卵の甘みでアスパラがより甘い味になったように感じられて美味しい。

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前菜はホワイトアスパラと燻製した桜鱒のテリーヌに木苺のソース添え。アスパラの瑞々しさ、燻製の香り高い桜鱒、ハーブの爽やかさ、木苺の甘酸っぱさと素材の美味しさと白とオレンジに映える赤という色彩の美しさが同居しているので、目でも舌でも楽しめる料理ですね。

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ワインはアスパラがメインだけに白をボトルで赤をハーフで行こうかと考えましたが、赤のハーフでこのお店の魅力の1つであるブルゴーニュワインがあいにく売り切れが多かったので、変更して白をハーフで、赤をボトルにすることに白はムルソーをハーフで。
他に飲みたいブルゴーニュの白があったのですがま事情がありましてそれに。

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白が飲み終わる頃、期待の1984年のジュヴレ・シャンベルタンのコルクがテーブルに。

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魚料理に赤でもあうということなのでここからはこの1984年のジュヴレ・シャンベルタンで。
まあわないことはないですが、白ならよりよくあうかなと。

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魚料理はヒメジに焼いたホワイトアスパラ、ソースはヒメジの肝で。
焼いてあるだけあってヒメジの特に皮目とアスパラも香ばしさが楽しめましたし、オレンジ系統の色からしてオマールのソースみたいなヒメジの肝は上品な味わい。

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肉料理は鶉にアスパラとモリーユ。ソースはフリカッセ。
モリーユがとりわけソースの旨みを吸っていて美味しかったし、フィンガーボールがきたので思う存分、手づかみで骨の旨みを味わった鶉も前のヒメジ同様香ばしさがよかったですね。

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デザートワゴンの前にチーズを全種類盛り合わせで。ポンレヴェック、コンテ、ミモレット、マンステール、ロックフォールなどなどですが、中でも楽しみにしていたのが右側の小さな皿の上に盛られたチーズの切れ端とマールで熟成させたフロマージュ・フォール。
マールで熟成させているだけあってワインが負けそうなぐらい味が強いのですが、マールを飲みなれている僕にとっても美味しい味に思えました。癖の強いチーズは大好物です。
さすがにこれだけあるとワインが足りなくなり、ロワールの赤をグラスで頼みました。

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デザートは全種類盛り合わせで。デザートワインにポートを。
メインの料理が上品な量でしたから余裕で全部食べれました。食べ終わってもまだこのコースが食べれるし、まだまだ飲めました。気がつくと4時間が経っていて23時。とっくに他のお客さんは帰っていてまたも遅くまでお邪魔してしまいました。

家に帰って生まれ年の1979年のアルマニャックを飲みながら写真の整理を。食後に食後酒を飲まないとフレンチを食べ終わった気にならないんですよね。

ところで上と下で皿の色が違いますね。まそれを言うなら他の料理もそうなんですが。同じホワイトバランスで撮っているのですがどうしても一定となりませんがこれは仕方ないのでしょうか。
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by esthetisme | 2008-04-19 07:18 | 日本のフランス料理店
ヴェルレーヌ/巷に雨が降るごとく
Il pleure dans mon coeur

Il pleure dans mon coeur
Comme il pleut sur la ville ;
Quelle est cette langueur
Qui pénètre mon coeur ?

Ô bruit doux de la pluie
Par terre et sur les toits !
Pour un coeur qui s'ennuie,
Ô le chant de la pluie !

Il pleure sans raison
Dans ce coeur qui s'écoeure.
Quoi ! nulle trahison ?...
Ce deuil est sans raison.

C'est bien la pire peine
De ne savoir pourquoi
Sans amour et sans haine
Mon coeur a tant de peine

音楽のように美しいフランス語で愛をうたい、悔恨をうたったヴェルレーヌの詩は生活の実感からにじみ出る真実性を持って惻々と心に迫ります。

今回の「巷に雨が降るごとく」は、「秋の歌」と並んで彼の代表的な詩で、彼の詩集の中でも随一の傑作と言われている「無言の恋歌(原題 Romances sans paroles)に収録されています。
その詩集の内容を形成する詩篇は、すべて、マチルドとの新婚早々の新家庭を、悪霊のような少年詩人ランボーの出現によってかき乱され、その魅力に誘われて、これを伴い、妻子を捨てて、ベルギー、アルンデヌ、ロンドンと漂白の旅を続けた1872年から翌3年にかけての作品です。
訳は有名な堀口 大學を載せます。


巷に雨の振るごとく
われの心に涙ふる。
かくも心ににじみ入る
この悲しみは何やらん?

やるせなの心のために
おお、雨の歌よ!
やさしき雨の響きは
地上にも屋上にも

消えも入りもなん心の奥に
ゆえなきに雨は涙す。
何事ぞ!裏切りもなきあらずや?
この喪そのゆえの知られず。

ゆえしれぬかなしみぞ
げにこよなくも堪えがたし。
恋もなく恨みもなきに
わが心かくもかなし。

参考文献

ヴェルレーヌ詩集  白鳳社
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by esthetisme | 2008-04-17 21:38 | 象徴詩
ウォーター ハウス/春の歌
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オパス・アヴァントラのおかげでアクセスが増えました。今のところ、検索ワードのナンバー1です。
彼等を書く時に参考にしたマーキーという雑誌ですが、編集者にラファエル前派のファンがいるんでしょうね。
表紙を何回もラファエル前派の絵画が飾っています。
例えば17号はこのブログでも紹介したイーヴリン・モーガン/フローラ、18号がバーン・ジョーンズ/シドニア・フォン・ボルク、19号がジョン・メリッシュ・ストラドウィック/夏の歌から左半分を。といった感じです。

ラファエル前派繋がりということで今日は以前、告知したウォーター・ハウスの「春の歌」を。
とっくの前に倒産したトレヴィルから出版されていた日本で唯一のウォーター・ハウスの画集に収録されています。
同じくトレヴィルから出版されたロセッティ、バーン・ジョーンズなどの豪華画集に比べると、レイトンと同じように画集のサイズが小さいのと解説がどのラファエル前派の画集より乏しく、わずか1行というのがほんと残念ですね。

海を見渡す野原。白いドレスのスカートに水仙を集めた女(フローラ)が振り返る。牧童の笛も春(プリマヴェーラ)を讃える

この絵画の頃のウォーター・ハウスの特長して作品の物語性が希薄になり、筆触は大きくなっていき、アカデミーの枠を越え、新しい自由なスタイルが現れました。

「春の歌」はいくらかの物語的なこだわりがみられるものの、特別な主題のない作品です
この絵画のように女性が野原で花摘みをする一連の作品の1点が、郡山市立美術館に所蔵されていますが、それはわが国の公共美術館に所蔵される唯一のウォーター・ハウスの作品です。

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彼の絵画というとお気に入りの絵画が何点かあり、そのうちの1枚である「聖カエキリア」を。
この画家の頂点に立つ作品で、テニスンの「芸術の宮殿」に想を得て描かれた作品です。
この絵画を作成した1895年の、46歳の時にロイヤル・アカデミーの会員に選出されました。
より詳しいことはまた紹介する時にします
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by esthetisme | 2008-04-14 23:52 | ラファエル前派
奇跡の来日公演 オパス・アヴァントラ
1974年5月20日 ローマのTearto Delle Artでオパス・アヴァントラの演劇性を含んだ初公演が行われました。

今回のライブの感想を書く前に初公演について当時のメディアの声をマーキー 30号から一部転載します。

「波打つドネラの姿が現れた時、すべてが一変する。音楽家は魂を与えられ、彼等の楽器は本物の音楽を奏で始める。

中略

声は劇場の空間をすべて充たし、私は彼女の歌声、そのトーン、抑揚に恍惚さえ感じた。」

こうして初公演は讃辞の言葉が送られましたが、この後、当時のイタリアの政治状況の影響で一転して非難の声が寄せられました。芸術が政治状況の奴隷になっていたそうです。
メンバーのアルフレッドは新しい曲に政治色を打ち出すことを考えましたが、結局音楽表現を政治色に染めることなく、74年の終わりから75年にかけて積極的に公演活動を行います。
78年から79年にかけては3rdアルバムのためのプロモーションを行いましたが、レーベルの都合で発表できず、3rdアルバムは陽の目を見るのに10年近い歳月を待つこととなります。

さて初公演から34年が経った2008年4月12日に行われた今回の公演は300名限定の椅子席での鑑賞。開演前に4thアルバムから「空想の旅」が流れていました。

還暦近いはずなのにドネラの歌声が、衰えを知らず円熟の境地といった絶唱を聴かせてくれます。
最初の歌い出しを聴いて今日のライブは安心だと思うとまさか彼等の公演を見れるなんて思いもしなかったのでもう涙が出そうになり、イタリアのプログレの至宝であり芸術の一分野として音楽の至宝である1stからのアルバムとおりに演奏していくので気分は最高潮。1stアルバムのコンセプトはひとりの少女が成熟した大人の女性と成長していく過程における、内面的なものです。
「アルマンド」と共に聴くのをとりわけ楽しみにしていた「くじゃく」では感極まり、ついにうるうると涙目に。美しいものを見て、聴いて涙が出る、この世の中にこれ以上の幸せはありません。ちなみにこの曲の展開はひとつの心理の動き、人間の精神の動きの反映だそうです。
1stアルバムの曲構成は、感情の動きから第1楽章、第2楽章といった西洋音楽の形式が自然に生まれたと考え、それを踏襲しています。だから曲順、アルバムのコンセプトなどを考えず、ただ曲を聴いているだけでは彼等の曲を理解したことにならないんですよね。
1stアルバムの最後の「儀式」ではそれまで座って弾いていたストリングス・アンサンブルの皆さんがドネラとステージ中央あたりでインタープレイといった感じで動き回り、こういう演出を見ながら曲を聴くと印象が変わりますね。これは音を録音したライブアルバムでは伝わらないので是非DVD化お願いします。
1stアルバムの演奏が前半とするなら、後半はアルフレッドのピアノ・ソロ、インストに続いて「自惚れの花」でドネラバージョンなのですが、なぜか途中から歌い始め。
続いて「アルマンド」も演奏してくれたらと思ったのですが、結局今回は聴けず。次の来日はもうないかもしれないだけに本当に演奏して欲しかった。
それから3rdアルバムの「夜に捧げる歌」、「不完全な歌」、「隠された神の歌」、4thアルバムの「古民謡」など。
歌の合間にはインストを挟み、公演は進行していきます。インストはたぶん3rdアルバムの「鏡の相(決闘)」、4thアルバムの「形而上学的叙事詩 」など。たぶんというのは歌曲のほうをどうしても聴いてしまいインストはよく飛ばしがちなのもので。
後半では曲が終わり拍手がある度にお辞儀をしていたドネラとアルフレッドの姿が印象的でした。
そうそうドネラの歌声ばかり聴いていましたが、たまにアルフレッドを見るとアヴンギャルドな曲では感情の高なりにあわせるかのように体を動かすアグレッシブな熱演ぶりがよかったですね。
最後に「儀式」の別バージョンというかその曲の前編を含むアヴンギャルドな曲で、当然、演出が「儀式」と同じような感じ。混沌とした余韻を残して本編終了でメンバー退場し、4thアルバムの最後の曲である「瞑想」が流れました。
演奏曲はもしかしたら間違いがあるかも。記憶を頼りに書いていますから。

メンバーが再び現れるとスタンディングオベーションでメンバーを迎えます。これだけ素晴らしい公演でしたから当然です。
アンコールを求める拍手が続くと、「くじゃく」を再演して2時間近い至福の時間があっという間に過ぎていきました。
こうして奇跡の来日公演に行けて、誕生日が近いだけに最高の誕生日プレゼントをもらった気分です。

終演後にはTシャツを買えばサイン会に参加できるというので買って、メンバーに会えるのを楽しみにサインを待つ人々の列に並びました。並ぶこと1時間あまり。ようやくメンバーがいる楽屋のあたりまで列が進むと「お1人ひとつでお願いします」というスタッフの声が聞こえてきましたが、守っている人なんていないことをいいことにTシャツと本当はレコードのジャケに書いて欲しかったけどサイン会やるなんて知らなかったので持っていかなかったので、彼等のディスコグラフィで持っていないライブ盤のCDを会場で買い、サインをしてもらいました。
また来年に来てくれることを期待して、いやこれだけ今でもこんなにも魅力があるのならイタリアに見に行きたくなりました。
思えば最近、海外旅行というとフランスばかりなのでイタリアにもまた行きたいというのもありますし。
1番いいのは白トリュフとジビエの時期に公演をやってくれるといいのですが。
最後にサインしてもらったCDとTシャツをアップします。

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ジャケットの表がメンバー、裏がストリングス・アンサンブルの皆さん。

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普通に畳んだはずなのにもうしわしわのTシャツ。


参考文献
マーキー 30号と31号
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by esthetisme | 2008-04-13 10:56 | 世界中の歌姫