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総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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カテゴリ:バレエ( 5 )
11月10日の晩御飯  海老芋、金目鯛、クエ、伊勢海老、鰤などに日本酒6種類
11月10日の晩ご飯は大阪のお気に入りのお店へ。最近は晩御飯を外でいうとこの大阪の小料理屋さんか京都の割烹の2択が多いですね。
どちらのお店にもそれぞれの魅力がありますので交互に通っています。

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まずは長いもと塩辛の先付けの後に海老芋の唐揚げ。外はサクサク、中はねっとりとした食感とほくほくと芋の甘みがたまらない。煮物も美味しいけど唐揚げもまた美味しい。ますますこの芋が好きになりました。秋冬が旬だからもっと食べたいですね。

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金目鯛の頭の焼き物。煮物にしようかとも迷いましたがクエ鍋も食べたかったので焼き物にしました。さすがに食べるところは少ないですけどそれでも今が旬で脂が乗っているから美味しい。金目鯛は伊豆で寿司で食べたことがありますがこれが一番脂の乗りを感じれたかな。また捕れたての烏賊のごろ焼きもよく味を覚えているしまた行って食べたい。

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クエ鍋。その身の脂河豚よりも美味しいと言われる白身魚の王様ですね。実はちゃんと美味しいクエを食べたことがなく、今回を含めて数えるぐらいしか食べた経験がないんですよね。クエの美味しさってもっと知ることができるかもしれなく、せっかく関西方面に住むことになりましたから他にも美味しいクエを求めてどこかで食べてみたい。食べるのは和歌山がいいのかな。

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鰤のみぞれ仕立てのお椀。クエ鍋でも美味しい出汁を堪能しましたがもっと出汁を味わいたいし、ブリも今が美味しい時期ですからと注文。それに出汁の香り、味わいを楽しむことが一番和食を食べている感じるので。
また大根をはじめ根菜類は冬が一番美味しいですよね。それだけにみぞれ仕立ては今の季節にぴったり。

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伊勢海老の天ぷら。伊勢海老ではなくてお酒にピントをあわせていますが、小ぶりなサイズはわかりますよね。小ぶりですけど甘み、ぷりぷりとした食感は十分味わえました。

このほかにチーズの味噌漬けも頼みました。本当は魚ばかりでしたので牛ロースとフォワグラの西京焼きに山廃をあわせようとしましたがあいにくこの日はなくて、この肴をあわせてみたんですけど、濃厚なもの同士よくあっていて相乗効果が抜群でした。

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そして飲んだ日本酒はこのとおり6種類。6種類だから6合飲んだわけではなく半合が2種類あるので飲んだのは5合ですね。十分飲みすぎでしょうけどお酒の種類がよく変わり、その時に出会えるお酒が多いし、何よりも良心的過ぎる値段なのでつい飲みすぎちゃうんですよね。この日も美味しいお酒をご馳走様です。
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by esthetisme | 2010-11-10 23:08 | バレエ
アーサー・ヒューズ/誕生日のピクニック
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この魅力的な絵は、ニューカースル・アポン・タイン近郊ゲイツヘッドのフェリングに住むウィリアム・パティソンと妻アンとの間に生まれた子供達を描いています。ノーマン・パーシー・パティソンの5歳の誕生日を記念して描かれたもので、左から2番目に座っている、葉の冠を頭にのせた少年が当のノーマンです。残りの子供達は、左から順にヒュー、エセル、ヴィクトリア、マーガレット、イーディス・アン、ウォルターです。場面はフェリングウッドに設定されています。
1867年ロイヤル・アカデミーに出品されたこの作品は、有名な「4月の恋」や「長かった婚約」のような傑作を製作した時期よりもわずか後の時期に属しています。しかし、ここにも、幼年期や青春期を主題とした作品に頻繁に見出されている、優しく抒情的な感情が、遺憾なく発揮されています。実際、ヒューズが1860年代この種の作品肖像画によって名声を博しました。彼は本作品よりも少し前にこれと匹敵するような2点の肖像画を、ラファエル前派の2人の有名な後援者であるブライトンの葡萄酒商ジョン・ハミルトン・トリストとニューカースルの資本家ジェイムズ・リーサートのために製作していました。後者のための作品「リーサート夫人と3人の子供たちは」は、1865年ロイヤル・アカデミーに出品されて非常に好評を博し、本作品が注文される直接のきっかけとなりました。

1985年に開催されたラファエル前派とその時代展に展示。 
本文はその展覧会の図録より引用。

これまでアップしたラファエル前派の作品一覧
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by esthetisme | 2008-03-01 05:23 | バレエ
ロマンティック・バレエ ジゼル



今回はロマンティック・バレエの傑作である「ジゼル」を見に行ってきました。生の舞台を見る前にいろいろとジゼルの映像作品はでているので今まで3本見てみましたがやっぱり訳を演じる人によってそれぞれ登場人物の気持ちの表現の仕方が異なり、比べて見るとほんと面白いんです。それについてはずっと前から文章を書いていて、またジゼルについても10種類以上の本を読んでひとつの文章としてまとめていることもあり早く公開したいと今も頑張っていましてあわせて早く公開したいと今頑張っています。なんか久々にレポートを書いているみたいで大学以来だからほんとなつかしいです。
さて会場に着いて席を探していると、この前の「マノン」とは違い親と一緒の小学生ぐらいの女の子、や同じ位の男の子もちらほらといてもしかして将来のバレリーナでも目指しているこども達なのかなぁと思いました。もし違ってもこども達に早くから芸術にふれさせる親には心から同意できます。僕ももしこどもを持つ事があるのならバレエに限らず音楽、映画、美術、文学、グルメ、語学と僕がこれまで学んできたことをこどもが興味がもつようであれば全て教えてあげて、感受性の豊かな子供を育てたいです。
さて主役ジゼルを演じるのは演じる予定だった関本さんが怪我をしたため志賀さんに変更になりました。関本さんはこの前の公演の時も怪我をしたようで、まったく知らない方ながらそんなに怪我が続くなんて不運でありお気の毒様ですね。是非とも約1ヶ月後の「真夏の夜の夢」では無事踊れることを祈っています。そう思うのも今回全幕公演にいたったのが関本さんと黄凱さんの「ジゼル」の第二幕のパ・ド・ドゥが大好評を博したためで、とっても見るのを楽しみにしていただけに残念でなりません。で志賀さんはジゼルの役を演じるのが初めてとのことでどんな舞台になるかと少し不安がありましたが不安は彼女の躍りを見たらすぐになくなりました。とにかく躍りが丁寧で、ジゼルの感情表現が見事でした。初めて覚えた恋の喜びにどきどきしている様子、純情可憐な少女というのがよく伝わってくるし、王女から首飾りをかけてもらって「ママ、こんな素敵なのを私もらえたのよ」なんて嬉しくてたまらない様子もよかったのですが何よりも感動したのがジゼルの小さな胸にあるあまりにも純粋な気持ちが花占いのもともとの結果が現実のものとなり、驚きと悲しみでたえきれず狂乱し、持病の心臓発作で死んでしまう場面で、もうここはジゼルの気持ちと志賀さんの気持ちが完璧にシンクロしていると思えた名演技でした。楽しかった頃の思い出を次々と回想して、次第に発狂していく様は見ていてぞくぞくとしましたよ。そしてやがて死に至るところもほんと自然で見ていて何一つ無理がありません。ジゼルが死んだ後に正体を暴いてしまって後悔したヒラリオンを演じた方の演技はほんと心から後悔している様子が伝わってきてよかったです。ジゼルは何度も見ているだけに次の場面はこの音楽と踊りになるというのがぱっと頭の中ででてくるので余裕をもって見れました。それだけにに細かいところまで見れたかなと思います。細かいところを挙げると例えばジゼルがあなたの愛は真実、いや偽りとたぶんそんな気持ちで花弁をちぎる花占いのときに結果が偽りと出たら、アルブレヒトが何回も花をちぎって何の心配もないよとジゼルに示すところがうん?なんで?と思いました。確かあの場面は1枚だけをちぎるはずではないかと思いましたが。そんな何枚もちぎったら信憑性が薄まるし、そもそもジゼルがちぎってみたら偽りなんだから1枚で十分ではないかと思いますが。あとジゼルは村の収穫祭りの女神に選ばれていたんですね。そういう設定は初めて聞きました。
十分第1幕は夢中になっていて見ていて、最後がさきほど書いた狂乱のシーンであまりの感動にしばらくぼっーとしてしまいました。うん、今回ほど休憩があってよかったと思うことはないですね。だいぶ次のニ幕へ向けて放心状態から元に戻るのに時間がかかりましたから。
そしてウィリー達の片足をあげて躍る幻想的な舞いとジゼルの死の世界へと誘う禁断的な美しさでもあり、死してもなお変わらぬ愛を捧げるジゼルの愛の優しさに満ちた躍りで、後悔と自責の念に苛むアルブレヒトを朝があけるまでずっと励まして助けてあげる場面を楽しみにしていたニ幕は期待通りの演技を皆さん演じてくれました。
まずウィリー達が片足をあげて右左各交互に2列ずつで左右を行き来する場面は片足をあげることによってロマンティック・チュ チュと呼ばれるドレスがマントみたく広がってそれが何人もの群舞となると一大絵巻に見えて、もう例え様のないぐらい美しい。がただどのビデオでも音はまったくでていなかっただけに移動するたびにドスン、ドスンという音が気になりましたがあれだけの人数がいたら仕方ないんでしょうね。これ以外でも当たり前ですが何人もウィリー達の綺麗にまとまった踊りを見ると海外のバレエ団のと比べて、なんら遜色がないし、日本のバレエ団のレベルって高いよねと素直に感動してしまいました。
そしてジゼルとアルブレヒトのパ・ド・ドゥはいつ見てもジゼルの愛の優しさに胸を打たれて涙してしまいます。どうして裏切られてもジゼルはそこまで優しくできるのでしょう。ジゼルが愛したアルブレヒトはそこまでしたくなるほどの人物であり、ジゼルはそんな人に出会えたことということなんでしょうね。でも結局このバレエの結末は男性の都合のいいように書かれているのでジゼルはアルブレヒトを助けてあげるということになるのですが。
そういえばアルブレヒトってジゼルを愛し始めたのはちょっとした遊び程度の気持ちかそれとも決まっていた婚約は政略結婚で彼の思いとはまったく違うものであったと別れるみたいなんですがこれはもうアルブレヒトを演じる方に委ねるしかないですよね。
それにしてもミルタに「お願い彼を殺さないで下さい」と懇願するような演技もよかったし、一生懸命アルブレヒトを励ますように踊り続ける志賀さんのジゼルは第1幕の演技とあわせてこれが初めてのジゼルには思えないほど素晴らしい演技で、また彼女のジゼルが見たいですね。
あと脇役ですけどウィリーに踊り狂わされて沼地に沈められてしまうヒラリオンがこれまた躍るにつれてどんどんと衰弱していく様子を上手に表現していたと思います。なぜかこの方の演技もよく印象に残っています。
マノンに続いて今回もまたバレエを見る喜びを存分に味わえたと幸せで一杯になっていたら「昨日の地震の影響で昨日の公演の開演時間が大幅に遅れてしまったこと、また地震の影響で会場に来ることができなかった人達に対してお詫びという意味で、それから今日起こしいただいた皆様に感謝の気持ちを込めて団員が入り口の階段のところで皆様をお待ちしています」かな?だいぶ自分の都合のいいように流れていた終演後のアナウンスを書きましたがそんなお知らせを聞いて、バレエの団員の方を間近で見る絶好のチャンスだとますます気分が幸せになりました。こんな素敵な見送りをしてくれるなんてなんてファン思いの方達なんだろうと思い目当ては誰かわかりますよね?とその方を目指して足早に入り口に急ぐとおぉ、ウィリーがたくさんい!!バレエの衣装を着ている方とこんな目と鼻の先の距離で見れるなんて思いもしませんでした。でやはり志賀さんは一番入り口に近いところにいて実際見たら可愛らしくて、ジゼルは綺麗、優雅、美人な方よりも可愛らしい方に躍って欲しいから志賀さんはなおさらぴったりだと思いました。で写真を撮ろうと思えば撮れたし、握手してもらうと思えばできたのですがしているのはこども達ばかりなのでやめておきました。来月も彼女の踊りを見ることができそうなので今から楽しみです。
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by esthetisme | 2005-07-27 15:30 | バレエ
英国ロイヤルバレエ団 「マノン」
現代のバレエを代表するダンサーの1人であるシルヴィ・ギエムさんが出演する「マノン」を見に行ってきました。彼女の踊りを見るのは初めてでなにか彼女が出演している作品でも見て予習しておけばよかったかなと思いましたが、いきなり見てみるのも面白いかなと思い何も見ないことにしました。
野暮用でぎりぎりで会場に到着して、席に着いたらすぐに第一幕が始まりました。今回坐った席は4階の舞台の左手の上から見下ろせるところで、舞台が狭いと感じるせいか距離をそれほど感じませんでした。なにせ最近はロシアのバレエを見ていて、ボリショイ劇場の広さに比べるとどうしてもそう思ってしまいます。
今回のプラグラムで「永遠の少年」の風情があると書かれていたジョナサン・コープが持病のため、急遽マッシモ・ムッルが代役を務め、デグリューを踊っていたのですが僕は2人とも踊りは1度も見たことがないため優劣はわかりませんが、プログラムには2人ともデグリューはレパートーリーと書いてあるので比べて見ることができる人にはどんな風に見えるのかとても興味がありますね。
さて一幕目はオーケストラの曲にのっていたらあっという間にえ?もう休憩?と思ったぐらい終わりました。このバレエに限らずどのバレエのオーケストラの曲って踊るための曲だからとってもわかりやすい。踊れるのだったら踊りたくなったしまうほど体が動いてしまいます。ギエムが登場するまでは全体で見ていましたけど彼女が登場してきたらもうその存在感に圧倒されて、目が彼女以外いかない。それとバレエってこんなにも見るのが楽しいんだぁと実感していただけに時間が経つのが早かったのかなと思いました。

休憩で下まで降りてみるとやっぱり女性ばかり。プログラムの中を見ようにもたくさん人が並んでいたので、そこからすぐ見えたシャンパンなどお酒を売っているところで並ぶことに。同じ並ぶでもお酒のためならちっとも苦じゃない。シャンパンは4種類ほどあってモエシャンとかヴーヴ・クリコとか名前を聞いたことがあるものではなくてどれも初めて聞くものばかりでしたけど、どれも簡単な味わいが説明してあって選びやすかったです。何を飲んだかメモしていないので忘れましたけどつい舞台が楽しくて次の休憩の時も飲みました。できることなら席にシャンパンサービスなんてあるといいのになと思いましたが。そういえばこの文化開館に精養軒でしたっけ?が併設されているんですよね。だからシャンパンがあるのは当然のことかなと思いましたけど。

ニ幕目もギエムに目は釘つけ。特に次々と男達の腕から腕へと飛んでいっては、ぱっと身を切り返す、空中戦の演出が印象に残っていますね。一幕目でも思いましたがギエムの踊りは女性らしい優美さとか繊細さ以上に女性の力強さをよく感じさせる踊りに、ロマンティック・バレエからバレエが好きになった僕にとってはこんなバレエ、踊りの表現があるんだぁとただ驚きっぱなし。それからマノンって踊りよりも演劇の要素が多いように思えたのですがギエムはマノンの感情表現を巧みに自分のものとして表現していると思えました。

ニ幕目が終わってからようやくプログラムを買って見ると三幕目のギエムとコープのパ・ド・ドゥの写真の迫力が凄い!!特にギエムは素足だからその足がよく見えるのですがこんなにも足に筋肉がついているなんてとそのページからなかなか先に進まない。プログラムに無断転載お断りと書いてあるので載せられないのが残念ですが駄目元で発行元に載せてもいいか聞いてみてよかったら載せたいと思います。

三幕目はそんなことがあり最後のパ・ド・ドゥが楽しみでなりませんでした。あっけなく看守を殺したあとに沼地で始まったのですが実に感動的でした。ギエムをかつぐようなアクロバットなところ、最後の命を振り絞るかのようにして何度も天を目指して腕を伸ばすところなどなど白熱した演技にはバレエは肉体美の芸術だというのを改めて思いました。
終わってみればムッルの役不足はちっとも感じませんでした。カーテンコールの時はブラヴォという声が絶え間無く、拍手喝采の嵐。何度もロイヤルバレエ団の方は舞台の最前方まで皆手をつないで挨拶していました。
今度はギエムとコープのマノンが見たいですね。今回と比べてどれだけ感動の違いがあるのか楽しみですし、それよりも2人が踊るとどんなマノンになるか興味がありますけど。
今回見てバレエの舞台を見る楽しさを覚えたのでこれからどんどん見ていきたいです。1番近いところだと東京シティバレエ団のジゼルですね。なんとか時間を作りたいものですけど行きたいと思った日曜日の公演は関本さんが怪我が休演というのが、今回の全幕公演に至ったのは関本さんと黄凱さんのパ・ド・ドゥの大変な好評のためだけに残念でなりません。でもせっかくの公演ですし、ジゼルは大好きなので行けるようにしたいですね。
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by esthetisme | 2005-07-14 19:55 | バレエ
妖精と人間の悲恋 ロマンティック・バレエ  「ラ・シルフィード」



今年は もうひとつ日々の生活、これからの人生を豊かにしてくれる趣味が増えました。それは何かというとバレエ鑑賞です。

このページを見てバレエって見るのなら自分の趣味にあうかもと思iい、「ラ・シルフィード」のことをこのブログで記事として書きました。そうしたら親切なことにバレエに関するブログを書いているめぐみさんがいろいろと教えてくれて、彼女のブログを見るうちにますます「ラ・シルフィード」をまずは見てみたい!!と思い、アマゾンに頼んだらすぐに届きました。感想を書く前に2人の方のおかげで素敵な作品に出会うことができました。どうもありがとうございました。ほんと感謝しています。

「ラ・シルフィード」

原作 シャルル・ノディエ  「トリルビイまたはアーガイルの小妖精」
彼はフランス幻想文学の作家として名高い人です。岩波文庫から短編集がでています。

台本 アドルフ・ヌリ

◎タリオーニ版
振付 フィリッポ・タリオーニ
音楽 ジャン=マドレーヌ・シュネゾフェール
初演 1833年 パリ
この振付はやがて失われてしまいますが、1972年に辛抱強い調査の末、ピエール・ラコットが復元しました。

◎プルノンヴィル版
振付 オーギュスト・プルノンヴィル
音楽 ヘルマン・ロヴェンショルド
初演 1836年 デンマーク
この振付は初演を見て感動したプルノンヴィルがデンマークに持ち帰って作った改訂版です。
版権料が高すぎため同じ音楽が使えず、書き下ろしました。

このバレエの簡単なあらすじ

第1幕
舞台はスコットランドの農村。結婚式当日眠っているジェイムズのもとに、夢の中で何度も見ていたシルフィードがいて、彼は驚き何度もつかまえようとするがうまくつかまえられず、シルフィードは暖炉の煙突から逃げてしまう。
夜があけて、婚約者のエフィーやその母、友人たちがやってきて、婚礼の準備が始まります。ふと気づくとさっきの暖炉には魔女のマッジがいて、ジェイムズは出ていけと命令しますが、娘達がとりなして、マッジが若者たちの未来を占うべく手相を見ます。
手相を見たマッジは、「エフィーを幸せにするのはジェイムズではなくて、その友人であるガーンだ」と宣言します。怒ったジェイムズはマッジを追い出しますが、ガーンは密かに期待を抱きます。結婚式の最中にシルフィードが現れ、結婚指輪をかすめとって森の中へと飛んでいきます。ジェイムズはついに彼女に心を奪われ、花嫁を置いてシルフィードを追って森へと駆け出していってしまいます。

第2幕

森の奥はたくさんの妖精の住処です。ジェイムズはつかみどころのない妖精達に翻弄されます。そこにマッジが現れて「このスカーフをかければ、彼女の羽は落ちて永遠におまえのものになる」といいます。言われたとおりジェイムズが彼女の肩をスカーフでくるむと、彼女の羽はぽろりと落ちて、しおれた花のように生気をなくして、彼の腕の中で生き絶えてしまいます。妖精達が彼女の亡骸を静かに運びさります。
嘆き悲しむ彼の前をエフィーとガーンの結婚式の列が楽しげに通り過ぎていきます。

◎この作品において効果的に使われたバレエの技術ーポワントー

つま先で立って踊ることをシュル・ラ・ポワント、略してポワンといいますがこのバレエ独特の技術はいつ、誰によって始まったのかはわかっていません。少しでも背を高く見せたい、脚を長く見せたい、ポーズを大きく見せたいという踊り手の意志がある時、瞬間的につま先で立って踊ったのではないでしょうか。
おそらく1820年から1830年にかけて発生したのではないかと推測している評論家がいます。その根拠は1830年頃のタリオーニの「シルフィード」の絵にポワントで立っているのがあるということからです。でもこの頃はまだ今日のように爪先をかたく補強したトゥーシューズではなくて、トゥーシューズで立って踊るということは19世紀後半のなってからとされています。
タリオーニはポワントの技法を巧みに使いこなしました。そのためバレエの公演後、パリの街に熱いタリオーニ・ブームが起きました。ほんとうに宙を飛んでいるような軽やかで神秘的に見えたので、紳士達は彼女をあこがれの目で見つめ、女性達の間には「シルフィード風」の髪飾りや服やお菓子が流行しました。おかげでバレエは大成功を収め、妖精達の登場する幻想的なバレエがつぎつぎに作られるようになり、ロマンティック・バレエは全盛期を迎えることになります。

◎ラ・シルフィードを初演したマリ・タリオーニについて

彼女は舞踏一家に生まれ、振付家であった父の特訓によって、それまでのどんなバレリーナとも違うような物腰、そしてポワントの技法を身につけました。デビューは1822年のウィーンで、その後、父親の作品を

数多く踊りました。でも最初、父は彼女はやせすぎていてバレエには向かないと判断しました。(しかし20世紀のバレリーナに比べると信じられないほど太っています)。父の特訓は実に厳しいものがあったようです。当時オペラ座の総裁であったヴェロン博士はこのように記しています。
「滝のような汗も、心身を打ちのめす疲労も、涙も何も、この父の心を和らげることはなかった。彼は自分の名前を継ぐ天才の上に、栄光を夢見ていたのだ」。
だがマリにとっては、その苦しいレッスンにもある種の喜びがなかったわけではありません。以下のように記しています

(「安定感と穏やかな動きのために、私は毎日2時間をかけた。片足で立ってポーズする。それをできるだけゆっくりと伸ばしていかなくてはいけない。ポーズがとりわけ難しいときには、形を変える前に百数えて保つようにした。こういう辛抱のおかげで、私は困難を克服したのである。そのポーズは爪先立って、踵が絶対床に触れないように、行われた。難しくて、面白い練習だった。上体を非常に優雅にゆっくりと、安定して、しかも楽々と回転させなくてはならない。こうして私は、この訓練のおかげで、高度の完成に達することができたのである。それは昔ながらの方法だったけれども、しかし私には大いに役立ったし、それがすこぶる観衆のお気に召したのだった」

マリ・タリオーニ 「回想」)

ところで彼女には熱狂的なファンがついていて、彼女が現役中には、他のバレリーナは「ラ・シルフィード」を踊ることができませんでした。パリ・オペラ座との契約が切れたときには、新任の総裁はファンにたちに「お葬式」されてしまったほどです。その後も彼女のトゥーシューズをファン達が食べてしまったというエピソードもあります。ことファンの熱狂に関しても、マリ・タリオーニは史上最大の伝説的バレリーナであったということが言えるかもしれません。

◎トゥの技法は簡単にはポワントとも言われるのですがこのトゥの技法によって次の利点が生まれました

①トゥで立ったときの空中的なバランスはロマンティック・バレエの妖精の動きには絶対欠かせないもので、トゥで立つと体のバランスは地上的なものから空中的なものになります。
②誰でもわかることですがトゥで立てば、背が高くなり、脚も長く見えて、体のバランスが美しくなります
③動きにスピードが出るようになります。同じ回転でもトゥで立つと接地面積が少なくなるので、回転の際の抵抗がへります。
④トゥで立つと、前後左右に滑るように動くパ・ド・ブウレという技法が可能になります。「白鳥の湖」の白鳥の水面を泳ぐような動きとか「ジゼル」第2幕の妖精の動きなどによく使われています。

◎今回見たDVD

「ラ・シルフィード」(全2幕)
出演:マチュー・ ガニオ、 オレリー・デュポン、 その他
販売元: TDKコア
発売日: 2005/02/23

感想

眠りに落ちたマチュが演じるジェイムズの側に寄り添うオレリーが演じるシルフィード、まだ踊っていないのにすぐさまオーレリの美しさに溜息がただもれるばかり。バレエを演じる人ってこんなにも神々しいまでの美しさを放つ人なんだと思い彼女に一目で恋してしまいそうなほどです。そんな美しさで体重をまるで感じさせない、風の妖精そのままの幻想的な踊りはもう全てが瞼に焼き付いたため、見終わっても瞼を閉じればはじめから終わりまで再現できてしまいます。そのぐらいすっかりと彼女の踊りに魅了されました。最後まで見て気づいたのは彼女の踊りばかりををおいかけているということ。おかげで他の方の踊りが印象に残っていないためもう少し冷静に見れるようになったら感想を追記したいと思います。
それにしてもバレエってはじめてみるからどれだけ楽しめるかと一抹の不安がありましたが、まったくの杞憂でした。僕は美しいものなら無条件で感動できるということがよくわかりました。

参考文献

「バレエの魔力」 鈴木 晶著

「バレエの宇宙」 佐々木 涼子著

「バレエを楽しむために」 中川 鋭之助著

「バレエって、何?」 新書館

「バレエの名作物語」 新書館

「バレエの見方」 中野由紀著

「バレエ・ダンスの饗宴」 洋泉社
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by esthetisme | 2005-06-09 08:38 | バレエ