総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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カテゴリ:音楽( 10 )
2011年12月22日 アナ・マリア・ヨペック  堂島リバーフォーラム クリスマスコンサート
12月22日はコンセプトがそれぞれ違うアルバム3枚を同時リリースしたアナ・マリア・ヨペックのコンサートを見に行ってきました。ただいま東京のブルーノートで26日までのコンサートの真っ最中。

彼女はポーランドの歌姫で現在の女性ジャズ・ボーカリストの中で最も注目されている1人です。アルバム3枚のうち「ポランナ」というアルバムの曲をコンサートでは披露していましたが、このアルバムについて日本語バージョンのHPから引用します。

「私達の音楽をルネッサンスから現代まで俯瞰した試み。音,フレーズ,メロディーラインの中でポーランド遺伝子を取り出すことを目指しました。この型にはまらないグループに集ったのは,ポーランド民俗音楽の優れた演奏家マリア・ポミャノフスカ,天才的なキューバのピアニストであるゴンサロ・ルバルカバ,グラミー賞4回受賞の編曲者でもあり,アコーディオン奏者でもあるギル・ゴールドスタイン,優れた古典チェロ奏者ラファウ・クファイトコフスキ。つまり,古典的な伝統と私たちのジャズの経験とざらざらした民俗音楽のきらめきの間にぶら下がったような音楽なのです。」

端的に言ったら時にジャズ、時にトラッド、時にクラシックというような曲が収録されていて彼女の豊かな才能をもってすれば当たり前のように傑作となります。

このアルバム一枚だけでもファンは嬉しいのに日本のジャズ・ピアニストである小曽根 真と歌舞伎の笛演奏家である福原友裕と競演し、ポーランドと日本の音楽を融合させる試みを行った「俳句」というアルバム。彼女は松尾芭蕉の俳句が好きで常に持ち歩いているようです。ジャズピアノに篠笛と思われる笛の音色は新鮮ですがこれが妙にあいます。来年1月早々にある愛媛でのコンサートは小曽根 真とのジョイントだけにこのアルバムがメインになるので見に行きたいなぁと思っています。

そして最後はデザートという意味の「ソブレメサ」。彼女が第二の故郷として住んでいるポルトガルで出会った数々の異国のミュージシャンとの交流を元にポルトガル、ブラジル、カーボ・ヴェルデ、アンゴラ等と幅広くワールド・ミュージックを表現したアルバム。

さてコンサートに話を戻しますが、彼女の出世作となったパット・メセニーとの競演作からも曲は披露されて1時間ちょっとの嬉しいクリスマス・プレゼントでした。

ライブならではのアレンジがあったり、「サビが簡単ですから一緒に歌いましょう」ってマイクをこっちに向けて観客皆で歌って会場に一体感が出たり、アンコールでは「ポーランドに伝わる雪にまつわる歌です、ポーランド語で雪はこう言います。日本語ではユキですよね」とその歌にユキという言葉を混ぜたり、ダブルアンコールの最後の曲では曲に乗せてメンバーの紹介だけでなく「アリガトウ」や「オオサカ」なども歌ってくれてサービス精神たっぷり。
冬の冷たくて乾いた空気を彼女のハスキーで透明感のあるしっとりとした歌声と様々な曲調を見せるホットなバンド演奏で暖かくて潤いのあるものへと変えてくれてまた次のコンサートが見たくなりました。

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アナ・マリア・ヨペック Oj, lulaj lulaj
「ポランナ」からライブでも演奏された曲を。幻想的なコーラス、ピアノ、チェロ、ギターとシンプルな音構成ながら奥が深い歌世界。クリックすれば視聴できます。
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by esthetisme | 2011-12-25 10:39 | 音楽
秋の夜空に木霊する哀愁に満ちた美旋律
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バイオリン、ピアノ、ボーカルの3名で編成されたイタリアのネオ・クラシカルグループAshramの2枚目「shining silver skies」ゲストでチェロとアコギが参加しています。



美しい音楽で泣きたい人には絶対のお勧めです。冒頭のこの曲から泣き全開で涙を誘います。でも悲壮、沈痛まではいかずまだ明るさ、希望を残したこの上品な泣きがいい。またゴシックやニューウェーブの流れを汲むかのような耽美的な雰囲気もあり最高ですね。



もう一曲はインスト。どの曲も上質なのですがこの曲のメロディがよく残るんですよね。十分、メジャーで通用するクオリティです。

物悲しくも寂しい気分になる秋の夜長にほんとあいます。次から次へと哀愁に満ちた美旋律が押し寄せてきます。

クラシックと同様に格調高く、このアルバムと過ごす時間の流れは本当に高貴で豊かです。
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by esthetisme | 2010-09-19 20:05 | 音楽
サイモン&ガーファンクルのライブ 武道館
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なにか画像がないと寂しいですから帰り際にもらえた冊子からこれをアップしておきましょう。どのアーティストのライブでもいつも思うのですがなんで開演後の入場時はアーティストのチラシはもらえないんでしょうか。全員に行き渡るように用意して欲しいものです。。あらかじめ人数は決まっていまるだけにほんと不思議におもいます。チラシがあればそれを画像として上げるのに。
ところであれから40年の後の言葉にある学園闘争って学生運動のことですかね。詳しくは知らない、教えてもらったことがない世代としてはとても時代の経過を感じさせる言葉に思えます。
サイモン&ガーファンクルの曲はいつの時代でも聞いて感動できるものでしょうけど、曲が生まれたのは60年代ですから、その当時の状況や背景などを知っていてリアルタイムで聞けるとまた違う意味あい、違う観点から聴けるのかなと思います。それはサイモン&ガーファンクルに限らず自分の世代の前の洋楽にはいずれもあてはまるのですが。

これで3度目で最後の来日となるに違いないサイモン&ガーファンクルのライブ。
もちろんリアルタイムでは聴いていませんが、10代前半から聴いていましたので青春時代真っ只中を彼らの音楽と過ごしていますね。
ヒット曲も好きですが、彼らに感謝したいのはスカボロー・フェアというイギリスの民謡の歌のおかげでイギリスの民謡が好きになるきっかけをくれたことです。
イギリスの民謡もまた音楽の世界としてほんと深いし、伴奏なしのシンギングだけで身も心も震えるような素晴らしい歌を歌う方々がいて、こういう音楽にも出会えてほんと幸せです。

サイモン&ガーファンクルのライブは東京では東京ドームでもありましたが、やっぱり行くなら武道館で見たかったのですが値段があまりに高いのと平日なので仕事で行けないかもしれないと思いつつ事前にチケットは買いませんでした。
でも今日は仕事をなんとか早く終わらせたのでそれでも武道館に着いたのは開演時間から10分ぐらい経った19時10分ごろ。当日券を目当てに行ってみたらステージ後方の真横席でこれでS席というのが信じられない席で2万円もするので一瞬躊躇しましたが、もう二度と見れないことを考えると買うしかないと思いました。

途中からでしたが見た感想としては2万は席の場所から考えて高かったけど生演奏で名曲の数々を聞けてほんと嬉しかったです。最初は観客とS&Gの一体感がどうもしっくりときませんでしたね。ノレる曲でも前半は手拍子がぱらぱらと控えめ。後半になって手拍子に熱がこもってきたというか数がほんと増えましたね。
CDの演奏とは違い今回のライブ用のアレンジとしてスカボロー・フェアはチェロ演奏があったり、ボクサーはテルミン演奏があったりとCD演奏にはないアレンジをしてくれると嬉しいものです。
とりわけ今回のライブで感動的だったのがアンコール前の「明日に架ける橋」の3番の最後のI will ease your mind と高いキーをもう齢70近いにしっかりと歌いきったためスタンディングオベーションが起こりほんと感動的な本編のラストでした。ここから一番テンションがあがりました。
その曲の後に最初のアンコールでまたも名曲の「サウンド・オブ・サイレンス」で、しかもレコードといった録音物とほぼ同じといった完璧な演奏および彼らの最大の魅力であるこの上なく美しいハーモニーにはもう鳥肌ものだし、思わず涙が頬をつたいました。言葉のひとつ、ひとつがほんと胸に染み入る。今回のライブで最高の時間でした。
今日のライブの最後は東京ドームと同じように「セシリア」。途中にメンバー紹介を含め、リプライズしノリノリで大勢の拍手が響き、熱狂に包まれたまま東京最後のライブは終了。あとは日本での公演は札幌で本当の最後となりそうですね。

見に行って本当によかったと心底思い、気持ちよく家に辿りつき飲み始めたら一気に盛り下がる電話が。詳しくは書きませんが今日は気持ちよく眠りにつきたかったのに・・・
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by esthetisme | 2009-07-16 01:11 | 音楽
永遠に夢見る大人たちための御伽噺的なアルバム トレイダー・ホーン 「朝の光の中で、シングルプラス」
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アコギ、ピアノ、ヴァイオリン、フルートといった楽器をバックに歌われるラブリーでピースフルな世界。永遠に夢見る大人たちための御伽噺的なアルバム」

MSI盤の帯より

トレイダー・ホーン 「朝の光の中で、シングルプラス」 1970年 イギリス

収録曲

1 ジェニー・メイ
2 オールの子供たち
3 エルパンの王様へ3つの指輪を
4 伸びゆく若者
5 落ちぶれ果てた男のブルース
6 ザ・ミックス・アップ・カインド
7 今日より素晴らしい日を
8 孤独の中で
9 シーナ
10 ザ・ミュータント
11 朝の光の中で
12 償いのヴェルヴェット
13 夜明けの呼び声
14 ヒア・カムズ・ザ・レイン
15 さようならマーシー・ケリー


オリジナルジャケでないのが気になりましたが、解説と歌詞の訳が欲しかったのでMSI盤を買いました。MSIの前にコロムビアやティチクなどからも国内盤が出ていたのに、今から5年ぐらい前に買った時は国内盤がなかなか見つからなくて。
トレイダーホーンに限らず紙ジャケブームのおかげで苦労して探した買ったアルバムが今だとアマゾン等で簡単に紙ジャケで買えていい世の中になったものです。

MSI盤の解説を書いているのはプログレのライナーでは何度もその名前を見かける高見さん。
解説からこのアルバムの魅力をよく書いている部分を引用します。

「この自分の心の中に、そっとしまい込んでおきたいような愛らしいアルバム・・・」

「このアルバムに収められた15曲(シングル曲のボーナストラックを含めて)は、まるで1曲、1曲が磨きぬかれたように輝いている。そう、子供の頃のおもちゃの中身のように、ひとつひとつが大切な存在感を持っているのだ。こんなジェントリーでラブリーなナンバーがずらりと並べられた例は、ドノヴァンの「HMS Donovan」、「ドノヴァンの贈り物/夢の花園よ」ぐらいではないだろうか。正に珠玉の一品という感じだ。」

イギリスが誇る吟遊詩人のドノヴァンについてはこのブログにアップしたいのでまた後で。

どの曲も夢見心地にさせてくれる男女ボーカルと室内楽的アレンジのファンタジックなフォークですが、ひときわその気分になるのはハープシコード、フルート、グロッケンによるインストの3。夢のまた夢という感じでほんと言葉にならない。個人的に70年代のブリテッシュフォークの愛聴盤のベスト5の一枚です。
永遠に夢見る大人たちためのと帯にありますが、そのような大人たちにとってはほんと一生ものの宝物的な一枚に間違いないでしょうね。
曲と曲のとの間をオルゴールのようなミステリアスな音色の短い間奏曲で繋いでいて、トータル的な仕上がりがなっていて、途切れることなくいつまでもジャケットにあるような童話や絵本といったような世界に浸れます。
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by esthetisme | 2008-08-11 22:43 | 音楽
黒色すみれ 2/25 演奏会
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ライブ会場でもらったちらし

今の日本の音楽シーンで注目しているのが今回の黒色すみれと志方あきこさんですね。
志方あきこさんのライブも見たいので今年中にしてくれるといいのですが。それとRAKAは
ほんと傑作なので後で書きます。

youtubeでプロモビデオやフランスでのライブを見て、3枚のアルバムを聴き、前からライブを見てみたいと思っていた黒色すみれのライブを見てきました。
前日にメンバーのブログを見ると出番は19:30からということなのでその時間にあわせて行く途中に電車の中で5インチのモバイルPCでもしかしてメンバーがブログを更新しているかもと思いsachiさんのブログを見ると時間を間違えたそうで、20:30から出番とのこと。見ておいてよかったです。小一時間を書店あたりでつぶそうかと思ったらライブ会場の近くの図書館があったのでそこで本を読んで待ち、20:30にあわせて入場。
思ったより人が少なく、ゴスロリの服装をした人がいるのかと思いきやどうやら僕がいた2階にはいないもよう。いないどころか女性より男性の数のほうが多いですね。
さぁ今日はどんな服装なんだろう?と思ったらベージュで花柄模様のヴィクトリアンドレス?といった感じでした。その花柄が以前HPで使っていたヴィクトリアン素材に似ているのでそう思いました。

演奏会は

1 初恋(詩:石川啄木  曲:越谷達之助)

歌詞にもあるように初恋の痛みを情感を込めて歌い上げるといった感傷的な曲からスタート。こういった日本歌曲は黒色すみれにぴったりとあいますね。
この後はノリのいい曲が続きます。

2 恋は野の鳥(天氣輪組曲の収録曲)
3 世界一幸せな花嫁(アンデルメルヘン歌曲集の収録曲)
4 純潔は赤(アンデルメルヘン歌曲集の収録曲)
5 夢見る少女人形(天氣輪組曲の収録曲)
6 乙女賛歌(新曲)

テンポのいい曲なんで覚えやすくすぐ好きになりました。ライブではノリノリ(死語)になりますね。
また今月のライブでも聴きたいなぁ。サビの終わりに乙女とはそうしたものという歌詞だけしか覚えていなくて、もっと歌詞を覚えたいし。
次の音源はいつでしょうね。初恋もボーナストラックでもいいので収録して欲しいです。

7 月光恋歌(天氣輪組曲の収録曲)
8 サンゴと潮(新曲)   

新曲で終わりです。
ノリのいい乙女賛歌とは違ってこの新曲は幻想的な雰囲気が漂い、美しい歌メロにうっとりとする感じのスローテンポな曲。乙女賛歌はちゃんと聞き取れていませんが、聞いていて歌詞の内容にうっとりとする感じじゃないでしょうか?
歌詞の聞き取りに間違いがなければアンモナイトという歌詞が登場しますが、アンモナイトを見てきたよという記事がユカさんのブログにあり、その中でユカさんがアンモナイトが好きだと書いていましたのでなにか関係があるのかなぁと。

総じてゆかさんの歌声は力強くはりのある歌声が素敵でしたね。CDよりも演奏会で聴くほうがいいかも、そうライブ映えする歌声かなと思いました。また素人目に見ても同時に歌うのに難しそうに思えるピアノを弾きながらでもあれだけ歌えるのは凄いですね。
さちさんのバイオリンもまた卓越していて表現豊か。例えば純潔は赤のドアをコンコンと叩く音やその後のギィーとドアが開く音などの効果音をバイオリンを使って出しているなんて思いませんでした。淡々と表情を変えず、音にあわせて動くその動きがほんとお人形さんみたいです。
歌唱力、バイオリンの演奏力のどちらもさすがお2人とも音大出身の方達と納得させるものですね。

MCはどんな感じかと思いましたがゆかさんのお姉さま言葉みたいな話し方が印象的。例えば
ゆかさん 「さちさん、来月のライブの予定を皆様に話してあげて。」
さちさん、来月のライブの予定をよく覚えていないようでとまどう
ゆかさん 「カンペを見てもよろしくってよ。」

あとMCでさちさんからお願いがありますとゆかさんが言うので、なにかと思いきや本人がケーキも大得意ですという喫茶店で出している
ケーキのリクエストを出して欲しいですって。なんでもケーキは毎日焼いているそうで、もしかしたらメニューに加わるかもなんて話していました。
さて今月は関東は池袋、浅草、渋谷と演奏会があるのでまた行きたいですね。池袋なんてチャリですぐ行けますし。

youtubeでミニアルバムに付属のDVDが見れるのでそれを別リンクで開くようにしました。

私の楽団
サーカスの馬


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上記2曲が収録されたミニアルバムの歌詞カードの表紙。

にこにこ動画には去年のフランスツアーでの演奏の様子が見れます。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1813603

日本歌曲がベースと思われるだけに日本の情緒が濃厚に漂う「宵待草」と
歌メロと間奏のバイオリンとアーコディオンのアンサンブルのノスタルジックな味わいがたまらなくいい「ディゲルナライア」の2曲
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by esthetisme | 2008-03-05 04:23 | 音楽
フリーフォート
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今年の11月にジャパンツァーで3度目の来日となる予定のスゥーデェンの伝統音楽を奏でるフリーフォートの3rdアルバム。
スウェーデンはおろか北欧トラッドを代表する重鎮の3人が集まっているグループだけに素晴らしい名演奏が楽しめます。
楽器の演奏が直に見れるライブでは各種楽器を同時に演奏するアレが特に見ものだそうで1度はライブに行って見たいなぁと思っていますが、ようやく今年に叶いそうです。
アルバムは三人による重厚かつ美しい混声合唱による曲からスタート。ぞくぞくするようなシリアスな雰囲気にはほどよい緊張感を覚えます。
ジャケットの厳寒の海に見えるような荒涼とした風景が端的にアルバムの曲や演奏を示していると思います。
聴いていてレナの力強く、存在感溢れる歌唱には圧倒されるし、アレがどんな楽器でそれぞれの曲を演奏しているかやっぱりライブが見たくなりました。
11月の来日に是非とも行きたいと思っています。
僕の紹介ではほんと拙すぎるので下記ページが参考になると思います。

http://homepage3.nifty.com/nordic-notes/artists_folk/frifot.html
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by esthetisme | 2007-09-04 21:44 | 音楽
ジョン・レンボーン・グループ 「ぺドラムの処女」
・アルバムのジャケについて

この前に続いてイギリスのフォークグループが中世音楽に取り組んだ
アルバムを。

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ジョン・レンボーン・グループ 「ぺドラムの処女」

まずはロセッティの「ラ・ピア・デ・トロメイ」が元になっている美しいアルバムのジャケットから。

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こちらは元になったロセッティの「ラ・ピア・デ・トロメイ」。
比べてみるとピアと書物、元夫からの手紙が切抜きされてジャケットに使われているのがわかりますね。このグループは「ザ レディ アンド ユニコーン」というアルバムで、クリュニー美術館に飾られている一角獣のタペストリーを元にしたものがジャケットにしているアルバムがありますが、ロセッティの絵画と一角獣のタペストリーに共通するものは中世時代で、アルバムの内容を端的に表しているのです。


・ロセッティ 「ラ・ピア・デ・トロメイ」

アルバムの話の前に絵画の解説を簡単に。
朝日グラフ別冊の「ロセッティ 西洋編29」から引用して書きます。トレヴィルから出版されたロセッティの画集からもあわせて書きたかったのですが、無断転載を断っているので見送りますが、既に倒産している会社なのでどこに問い合わせたらいいんでしょうね。

ピアとはダンテの「神曲」に登場するシエナの名門トロメイ家の娘のことです。彼女は、マレンマの城主ネルロと結婚しますが、ネルロが他の女性に心を移してしまい、城中に幽閉されます。その後、マレンマ湿原に連れて行かれ、毒殺されたもしくは城から身を投げたと言われ、いずれにしろ死んでしまいます。
この絵画ではピアは、過ぎ去った日々に思いを馳せて、ネルロと交わした結婚指輪をなぞっています。そばに置かれているのは何度も読み返したに違いないネルノからの恋文です。
彼女の死を予告するかのように、あたりを陰惨な暮色が垂れ込め、ミヤマガラスの群れが不吉な翼を羽ばたかせて飛び立っています。

・本アルバムについて

今回の「べドラムの乙女」ではインドの打楽器であるタブラーとイギリスの伝統音楽を融合させていて、面白い試みをしています。
アルバム発表は77年でしたが、日本コロンビアムから出た国内盤のライナーによるとこのアルバムはかなり期待(イギリスのフォークに一時代を築いたペンタングルというグループが解散した後に、そのグループのギター奏者1人であるジョン・レンボーンがグループ形式で発表したためでしょうね。)につつまれて発表されたものの、フォーク雑誌で論評もされず、アルバム製作のメンバーで行ったライブは不評だったと書かれています。
うーん、こういうその当時のことを知れるから国内盤を苦労して探して買う意味があるわけで、ちなみに買ったのは難波のレコード屋さんでした。その後、2005年に国内盤のCDが出ていますがレピューしている人が違うので苦労して探した甲斐があったというものです。
また収録曲の1曲、1曲に丁寧な解説があり、それに輸入盤のCDにはなかった歌詞もついているし。ほんと入手できてかったです。帯もついていて、この美しいジャケットがLPの大きなサイズで見れるもまた嬉しくて、たくさんあるお店のレコード箱の中からこのアルバムのジャケが日本語の帯と共に目に飛び込んできたときはガッツポーズしたいぐらいでした。
なにせ前に輸入盤のCDを聴いていてアルバムの内容はわかっていたし、当時、不評だったにせよ僕にはブリティッシュ・フォークの愛聴盤の1つですからね。
欲を言えば、英語はとっくに勉強しなくなりフランス語ばかり勉強しているので歌詞の訳が欲しかったですのが。


・簡単な曲感想

1曲目の「ブラック・ウォーターサイド」は、ギターにオーボエ、タブラーの組み合わせが面白く、何よりジャッキー・マクシーの透明感溢れる美しい声に聞き惚れます。
アルバム中ひときわ典雅かつ格調高い雰囲気に満ちた名曲です。
タイトルトラックである3曲目はフィドルとオーボエ、タブラーとこれまたタブラーの音が特徴的ですが、タブラーの導入に関してはあちこちのWEB上のレビューを見ると賛否両論ですが、シタールのように異国的な雰囲気がでていい感じなので僕は賛成なんですけどね。ジャッキー・マクシーを男性ボーカルが追いかけるようにして歌っているのとあわせて聴きどころですね。
5曲目の「ジョン・バーリィーコーン」は最も有名なトラッド曲。ジャッキー・マクシーと男性ボーカルのかけあいが素晴らしい。
最後の「苦しかったことを話そう」は、ジーザスという言葉が何回もでてくるようにキリストを歌った宗教色の強い歌です。曲の半分以上を無伴奏でアカペラで力強く歌っていますが、内容が画内容だけに厳かな雰囲気が感じられますね。
3曲目、5曲目のようにそれぞれ歌い方が多彩で、最後はアカペラで聞かせるなんて。同じ中世音楽志向でもジョン・レンボーンのギター中心の「ザ レディ アンド ユニコーン」に対して、「ペドラムの処女」はじっくりと歌を堪能できるアルバムです。
でも歌っている内容は男に騙されて捨てられた女性の話や恋するあまり気が狂ってしまった女性の話など女性の悲劇に関するものが多いので、ただ単に美しいだけの歌ではなく、ジャッキー・マクシーが歌う歌声には女性の怒り、哀しみ、辛さが込められているに違いないと思っています。




参考文献

朝日グラフ別冊 「ロセッティ 西洋編29」
ジョン・レンボーン・グループ 「ぺドラムの乙女」 国内盤(日本コロムビア)
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by esthetisme | 2007-08-01 15:54 | 音楽
私達が安らぎを感じる庭から/ヴァージニア アストレイ
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私達が安らぎを感じる庭から

聴いているとイギリスの田園風景を目の前に浮かぶ音楽を奏でるバンドと言えば以前にヘロン、ウォーターイントゥワインバンドを紹介しましたが、、まだまだあるので今回はヴァージニア アストレイの1stアルバムの紹介です。
彼女は歌も歌いますが、この1stでは1曲も歌わず楽器の演奏だけとなっていて、彼女が演奏するフルートとピアノを中心に美しいハーモニーを聞かせる小鳥達のさえずり、遠くに聴こえる教会の鐘の音、清らかな彼女のコーラス、牛の鳴き声、ボートの舵を漕ぐ音などのどの情景であるかをイメージさせる効果音を混ぜたインストゥメンタルのアルバム。
本国イギリスで発売された内容に日本独自にシングル2曲を加えた編集盤が国内盤となり、タイトルはシングル曲の「サンクトゥス」からそのまま「サンクトゥス」とつけられていますが、原題のタイトルを訳すと「私達が安らぎを感じる庭から」でしょうか。
そのタイトルどおり聴いていると臨場感溢れる効果音のためイギリスの田園風景で清々しい空気を吸いながら、時の流れを忘れてゆったりと寛いでいるような気分にさせてくれます。
アルバムは旧A面の全ての曲の前にモーニングとつけられ、旧B面にはアフターヌーンとつけられていて、美しいハーモニーを聞かせる小鳥達のさえずりで目が覚め、眩しい朝の光の中で目覚めて間もないためまどろんでいる一日の始まりといった感じのアルバムの初めの曲から
虫の音とふくろうの鳴き声が聞えてくる最後の曲というようにトータル的な流れからは、一日の経過が音で綴られているのがわかります。
とにかく曲の流れがゆったりとしていて、心地いい催眠効果を引き起こしてくれますね。フルートとピアノを中心といってもクラシックではありませんし、ヒーリングとも違いを感じるような独特のスタンスのジャンルの音で、このアルバムで彼女が表現したかったのは多感な少女時代を過ごしたイギリスの田園風景での思い出だと思います。
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by esthetisme | 2007-06-18 21:23 | 音楽
北欧トラッドの永遠の記念碑 ニエックウ
今日は過ごしやすい気候ですけど暑いときには北欧の音楽を聞くとひんやりとした独特の詰めたい感じが音にこもっているのでとても涼やかな気分になり、夏は出番が多いです。あとギリシャの女性ボーカルの出番も多くなります。次はギリシャの女性ボーカルについても書いていけたらと思います。





ニエックウ 「ニエックウ3」  フィンランド  89年

冒頭のカンテレをバックにどんよりとたれこめるフル―ト?のような笛の音が、いかにも北欧らしい情景を描いていきどんどんと広がっていきます。目の前に見える景色は灰色の空の下に見える鬱蒼とした北欧の森々でしょうか。全体を支配する感じはほどよくシリアスでアカデミックという感じなので聞きやすくていいです。楽器だけでなくVoの感じもまどろむような感じで最上の北欧幻想美そのもの。とりわけこの作品で初めて聞いたフィンランドの民俗楽器であるカンテレの音が、ハ-プ、チェンバロ(僕的にはこれらの楽器の音色は同じような感覚で捉えています)ようにきらきらしていてすごく繊細な音で気に入りました。ちょうど春の到来を待ち侘びて雪の下で眠っていた小動物たちやつぼみをゆっくりとつけた花々などが一勢に春に向けて動き出したころ、雪解けの水が小川に混じり合い日光を浴びてキラキラと輝いているそんな感じを受ける楽器みたいだと思い聴いています。とりあえず北欧ということで最初この作品を聴いたところあまりの完成度に驚きました。それもそのはず。全員かは知りませんがきちんと音楽学校で音楽理論及びフィンランドの伝統音楽を学んできたものが集っている、それだけでなく元々才能はあり、あとにメンバ-がソロになってからの作品の充実ぶりを見ると相当の力量のメンバ-が揃っていたのが簡単にわかるのでこの完成度は当然でしょう。しかしよくこれだけのメンバ-が集まって一つの作品を作れたことがすごい。たいして取り上げることのなくパッとしなかった1st、この作品と比べると小曲、インストが多かったが彼女らの才覚の芽が出た素朴ながらこの作品に一歩譲る程度の美しさの2ndを経て発表した本作は間違いなく北欧トラッドの永遠の記念碑。これほどのレベルの作品はそうある物ではありません。フィンランドどころではなく北欧を代表できるバンドだっただけにさきほどの事情を考えても解散はほんと残念です。
ちなみにこの作品は現在廃盤で入手は難しいかと思います。
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by esthetisme | 2005-07-01 20:41 | 音楽
お気に入りのバロック音楽


僕のHPのコンテンツの中でフランスでの食べ歩きのページはトップページからMIDIが鳴るようにしているのですがあの曲を聴いてこの曲大好きなんだよねとか誰の曲とかその他なにか関心を持っていただけた方はいるでしょうか?
あの曲はシャルパンティエの「デ・テウム」という曲です。彼の代表曲でとてもバロックらしい華麗で優雅な曲です。冒頭のティンパニーの連打からはじまるファンフーレのテーマは一聴しただけで聞いたら耳から離れないと思います。彼の音楽に限らずリュリなどフランスのバロック音楽を聞きながらのご飯を食べていると気分だけはヴェルサイユ宮殿で食べているよう感じになります。1度でいいからそこで生のバロック演奏を聞きながら、当時のフランス料理を食べてみたいものです。でもそんな無理はいわないからせめてレストランで流して欲しいものです。もちろん生演奏でお願いします。CDだったら家と変わりませんからね。
ところで最近同僚で聞いたらすぐ関心を示して原曲をきいてみたいということなのでいろいろと用意してみました。
後ろのがシャルパンティエの「聖女チェチリアの殉教」と「放蕩息子のオラトリア」を収録しているレコードです。これはただ珍しいはずと思い、レコード棚から持ってきただけです。
手前のCDは左がラモーやJ・デュフリの楽曲が収められた「ラ・ヴィクトワール~ポンパドゥール公爵夫人の音楽~」、真中がクープランの「諸国の人々」、左が「リュリ讃」です。こちらは実際貸しました。
どれも初めてなら適しているのではないかと思い選んだのですが「すぐにiPodに入れたよ 」
と嬉しい反応があり次はどれにしようかなと思っています。
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by esthetisme | 2005-06-07 10:53 | 音楽