総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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フレデリック・レイトン 音楽のおけいこ
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フレデリック・レイトン 音楽のおけいこ 1877年 ギルド・ホール・アートギャラリー

1873年のダマスカス旅行によって東方世界に眼を開かされたレイトンは、以後1880年まで殆ど毎年のように画題を東方の風俗や風景に求めた作品を制作しました。
画中の建築はその旅行の時の研究に基づいていて、設定は16世紀のスレイマーン帝時代のモスクだと思われます。人物の纏っている衣装はおそらく彼がその旅行の時に持ち帰った布地を用いたに違いありません。
少女がレッスンをうけている楽器はトルコのサスですが、レイトンの所有する楽器だと考えてもおかしくありません。
年かさのモデルは不明ですが、幼い娘のモデルは、少女ダンサー及びモデルとして有名だったコニー・ギルクリストです。彼女は6歳からレイトンのモデルをつとめていて、レイトンの絵にたびたび登場しますが、レイトンのモデルだけでなく、ホイッスラー、フランク・ホールらの画家のみならずルイス・キャロルの写真のモデルもつとめました。

東方への憧れが強かったレイトンは1873年のダマスカス旅行以前にすでに小アジアとエジプトを訪れています。
また1870年後半、ケンジントンの自宅に名高い「アラビアホール」を建築して、収集してきたペルシア・タイルを鑑賞用として提供しました。そうした東方への熱中が数多くの作品に反映していますが、一連の作品において東方的なのは、建築的な舞台設定や衣装、丁度類にとどまり、人物は常に英国のモデルから描かれています。
この作品の一年後に描かれた「糸巻き」は同じ2人のモデルが古典的な背景のもとに描かれています。主題や背景によってモデルを変える必要はなかったということから考えるに、レイトンの意図は東方の人々の暮らしや風俗を正確に写すことなどにはありませんでした。
むしろ彼は、東方の設定を借りて、画面をエキゾティックな装飾美で飾り立てることに専ら意識を注いでいます。
薄暗いモスクの内部を背景に、音楽のおけいこをする2人の娘の姿がピラミッド型に配置されて画面を安定感を与える一方で、2人の衣装が艶やかなテクスチュアを見せていて、さながら異国の巨大な花びらのように画面に豊かな装飾性を与えています。

1877年にこの作品がロイヤル・アカデミーで展示された時、人物の肌と衣装の扱いに見られる入念さと繊細さが高く評価されました。
例えば、アート・ジャーナル誌は「官能をそそるような仕上げ」と「着想を画布に巧みに実現した技量」と称賛し、「レイトン氏にとって感覚的な筆触の行使は、最も洗練されたもっとも精密な楽しみであるに違いない」と記しています。
だか、他の批評家たちは、レイトンがあまりに洗練性を追及し過ぎていると感じました。
アシニアム誌でF・G・スティーヴンズは、「細心な、ほとんど細心すぎるほどの入念さで描かれた肌」と述べ、
タイムズ紙は、「レイトン氏の若き東方の母ののとろけるような優美・・・・・(そして)彼女のかわいらしい娘」と讃美した後に続けて、「彼女たちの肌はむしろ繊細この上ない女性本来の美しさに輝いてるということより、蜜蝋のような柔らかさと滑らかさに近い」と批判しています。

参考文献

フレデリック・レイトン画集
ラファエル前派とその時代展図録
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by esthetisme | 2009-03-09 23:44 | ラファエル前派