総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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フランク・カドガン・カウパー/つれなき乙女 1926年
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フランク・カドガン・カウパーはノーザンプトンシュプーに生まれ、サイレンセスターで死にました。初期には歴史・文学からも主題を多くとりましたが、後年は主に婦人や子供達の肖像画も手がけています。装飾家、水彩画家としても彼は有名です。20世紀初頭までラファエル前派の意図を伝えているため、第3次ラファエル前派の一員として数えられることがあります。

1896年にセント・ジョン・ウッド・スクールに入学しました。その次に1897年から1902年にかけてR.A.の付属美術学校で学び、そこで約半年EAアピーに師事しました。カウパー自身の生涯はヴィクトリア朝とはほとんどずれています。しかしR.A.在学中にラファエル前派運動を知り、強く共鳴し、特にバーン=ジョーンズやロセッティから強い影響を受け、20世紀になってもその意図や様式を伝えようと試みています。

この作品はタイトルどおりジョン・キーツの「つれなき乙女」という詩を題材にしたものです。絵画の理解を助けるために原詩と訳詞を載せます。





John Keats
La Belle Dame Sans Merci

O what can ail thee,knight-at-arms,
Alone and palely loitering?
The sedge has withered from the lake,
And no birds sing.
O what can ail thee,knight-at-arms,
So haggard and so woe-begone?
The squirrel's granary is full,
And the harvest's done.

I see a lily on thy brow,
With anguish moist and fever-dew,
And on thy cheeks a fading rose
Fast withereth too.

I met a lady in the meads,
Full beautiful-a faery's child,
Her hair was long,her foot was light,
And her eyes were wild.

I made a garland for her head,
And bracelets too,and fragrant zone;
She looked at me as she did love,
And made sweet moan.

I set her on my pacing steed,
And nothing else saw all day long,
For sidelong would she bend,and sing
A faery's song.

She found me roots of relish sweet,
And honey wild,and manna-dew,
And sure in language strange she said-
'I love thee true'.

She took me to her elfin grot,
And there she wept and sighed full sore,
And there I shut her wild wild eyes
With Kisses four.

And there she lulled me asleep
And there I dreamed-Ah! woe betide!-
The latest dream I ever dreamt
On the cold hill side.

I saw pale kings and princes too,
Pale warriors,death-pale were they all;
They cried-'La Belle Dame sans Merci
Thee hath in thrall!'

I saw their starved lips in the gloam,
With horrid warning gaped wide,
And I awoke and found me here,
On the cold hill's side.

And this is why I sojourn here
Alone and palely loitering,
Though the sedge is withered from the lake,
And no birds sing.


ジョン・キーツ
つれなき美女
「どうしたものだ、見事な鎧を身を固めた騎士よ。
かくも独り寂しく蒼ざめてさ迷っているのは?」
湖の菅の葉は枯れ果てて、
もう鳥も鳴かなくなったというのに!!

どうしたのだ、見事な鎧に身を固めた騎士よ、
そんなに憔悴し、悲しみに打ち拉がれているのは?
栗鼠の穀倉には貯えが満ち溢れ、
収穫の時ももう終わってしまったというのに!!

百合のように蒼白な君の顔は、
苦悩と熱病のような汗で、じっとりと濡れている
薔薇色に輝いていたと思われる君の頬も、
今は色褪せ、見る影もないではないか」

「私は緑の草地で一人の美女に出合った、
その美しさは比類もなく、そうだ、まさに妖精の娘といえた。
その髪は長く垂れ、その足は軽やかで、
その眼は妖しげな光を湛えていた。

私は花輪を編んで彼女の頭を飾ってやり、
馥郁たる花の腕環も腰帯も作ってやった。
彼女は、私を恋しているかのように、
私の眼をじっと見つめ、呻き声をあげた。

私は彼女を馬に乗せて静かに駆けたが、
終日私の眼には何にも入らなかった、
彼女が横ざまに腰をおろし、
絶えず妖精の歌を口ずさんでいたからだ。

彼女は甘い草の根や
野生の蜜や甘露を探してくれ、
異様な言葉で私に囁いた。
「私は貴方を愛していますー心から」と。

彼女は私を魔法の洞窟につれてゆき、
涙を流しては溜息をついた。
私はその妖しい光を湛えた眼を、
閉ざしてやった、ー4度、接吻を繰り返しながら。

やがて彼女は私を眠らせてくれた、
私は夢を見た。ーだが、なんと悲しいことか、
それがこの冷たい丘の中腹で私が見た
最後の夢になってしまった。

夢の中には蒼白い王侯や武者たちが現れた、
いずれも死人のように蒼ざめていた、
そして、叫んでいたー「あのつれない美女が
お前を虜にしてしまったのだぞ!」と。

暗がりの中に、死の形相も凄まじい彼らの唇が浮かび、
大きく口を開いて凄惨な警告の叫びをあげていた。
私は眠りから覚め、気がつくと、
この冷たい丘の中腹にいるのが分かったのだ。

私がこのあたりから去ろうともせず、
独り寂しく蒼ざめてさ迷っているのはそのためなのだ。
湖の管の葉は枯れ果てて、
もう鳥も鳴かなくなっているのだが」

これまでアップしたラファエル前派の画家とその時代の画家の作品の一覧


アーサー・ヒューズ 「4月の愛」
イーヴリン・モーガン/フローラ
ウォーター ハウス/春の歌
エドワード・バーン=ジョーンズ/フィデス(信頼)
ジョージ・フレデリック・ワッツ/希望
ジョン・アトキン・グリムショー/シャーロットの乙女
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス/聖女ユーラリア
ジョン エヴァット ミレイ/りんごの花(春)
ジョン エヴァット ミレイ/花嫁の付き添い
ジョン エヴァット ミレイ/秋の枯葉
ジョン・メリッシュ・ストラドウィック/「夏過ぎて・・・・・」
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ/マリアーナ
フレデリック レイトン/燃え立つ6月/燃える6月/燃え上がる6月
ロレンス・アルマ=タデマ/春の祭典
ロレンス・アルマ=タデマ/お気に入りの習慣
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by esthetisme | 2008-12-20 01:46 | ラファエル前派