井中居 霜月の懐石料理
今年の5月、8月、今回の11月とこれで今年3回目なのですが、たまたま偶然なことに3ヶ月毎に訪れていますね。
今回頼んだコースは美山です。その上の井中居はすっぽんがつき、ご飯もすっぽん雑炊となるため、すっぽん雑炊よりも晩秋から冬が旬の蓮根ご飯のほうがいいと思い美山のコースにしました。
蓮根の他に秋らしい食材がもちろん盛りだくさんで、例えば春の桜鯛に対して秋は紅葉鯛と呼ばれる鯛を使った、昆布しめとかぎんなん、むかご、しめじ、すぎたけなどの茸類、さつまいも、かぶなどの根菜類と秋の味覚を存分に堪能できました。
まずはいつもながら
絵画的に盛り付けられた八寸から写真をアップします。今回はまだ新しいメニューに切り替わったばかりで、以前ならあったお品書きがなく正確でないところがあるかもしれません、
八寸として盛り付けられていたものは竹の器の中に入ってある山葵菜のお浸し、六角形の器にあるのは生湯葉で、揚げた昆布を竹篭のように器にしてそれにぎんなん、くるみ、むかごを入れてあり、それからわらの中には柿の天麩羅、紅葉麩の唐揚、かぶの甘酢漬け、秋鯖の焼目寿司、からすみを大根で挟んである物、さつまいもです。