総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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ジョージ・フレデリック・ワッツ/希望
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ワッツにはずっと抽象的な概念を印象的な目に見える形で表現するというすぐれた才能が備わっていました。
すなわち画家の作品のうち最もよく知られ、実際すべてのヴィクトリア朝芸術のなかでも最も有名な図像である本作品以上にこの才能をはっきりと示すものはありません。
1840年代の初めには、「希望」を絵画したいと考えていたようです。この着想の第1作はおそらく1870年代の後半になるだろうと思われる魅惑的な油彩の下絵(ウォーカー・アート・ギャラリー)があり、かつてはレイトン卿が所有していたこともありました。




サイズの大きなバージョンは(個人蔵、ロンドン)は1885年の12月に着手され、翌86年ニュー・ギャラリーに出品されました。その年に本作品が描かれました。
ワッツはずっと、「希望」のヴァージョンの一つも含め、国に作品を寄贈することを考えていましたが、結局この第2のヴァージョンを選び、1897年に新設されたテート・ギャラリーに贈りました。
彼の選択は確かに正しいものでした。というのも最初の作品は印象深い作品ではありましたが、その後のヴァージョンのもつ気高さとか力強さとかに欠けていました。
実際寄贈されたのが第1作であったら、その作品が、ここに出品されているような有名で多くの複製が作られてきた図像となったかどうかは疑問です。
キリスト教図像学において「希望」は、神学上の三つの美徳ー他の二つは「慈愛」と「信頼」ですがーの一つです。
この三つの美徳はしばしば西洋美術の中で描かれてきましたが、ワッツの作品にはも何点か19世紀のよく知られた類品があります。
たとえばピュヴィス・ド・シャヴァンヌは有名な「希望」を描き、その中で普仏戦争によって神聖を汚された風景の中にオリーヴの小枝を手にもつ裸の少女を表しましたし、1870年代にバーン=ジョーンズはステンドグラスの下絵によって「希望」、「信頼」、「慈愛」の絵画を作り出しました。
だがワッツの「希望」に対する考えはまったく独自のものでした。彼自身「希望」について「目隠しされて地球の上に座り、わずか1本の弦を残すだけとなった竪琴を弾きながら、その持てる全ての能力をかすかな響きに傾け、その響きから生まれる全ての音楽を聞き逃すまいとしている」女性像として記しています。
これはまったく悲観的な考え方であり、幾人もの批評家が、その絵は「失望」と題されるのがより適切であると指摘しました。
形の上から見れば、本作品には他に由来するものがあります。まとわりつくような衣装をつけた人物像は、あきらかに大英博物館のギリシア彫刻についての研究に多くを負っています。
彼はまた別の二つの美徳、すなわち信頼、慈愛についても描いていますが、これらは「希望」ほど印象的な図像ではなく、一連の作品として考えていたとは思えません。
以上述べてきた作品のほかにも、この展覧会に出品されているデッサンも含めて、別の「希望」のヴァージョンがあります。
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by esthetisme | 2007-10-17 16:22 | ラファエル前派