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総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!

by esthetisme
自己紹介、お気に入りリンク
自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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esthetisme 
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妖精画展(埼玉県立美術館にて開催) 続き
妖精画展(埼玉県立美術館にて開催) 続き_d0059205_9225738.jpg


ジョン・アトキンソン・グリムショー

主題は街景や造船所、秋の小道が多く、月光の下や黄昏時をよく描いた風景画家です、

この作品は、1870年代から80年代にかけて制作した一連の絵画の最初のものと考えられます。
柔らかな空気が流れる風景の中に、裸かあるいは薄いゆったりとした布をまとった女性が見えます。
描かれている妖精のモデルは、グリムショーの子供の家庭教師であると言われています。
彼女はこの作品だけでなく、他の人物画のためにポーズをとりました。




妖精画展(埼玉県立美術館にて開催) 続き_d0059205_92852.jpg


シャーロットの乙女

妖精画展(埼玉県立美術館にて開催) 続き_d0059205_9282785.jpg


シャーロットの乙女

この作品はテニスンの同名の名高い詩にもとに描かれていて、グリムショーには珍しく文学的な題材が扱われています。シャーロットの乙女はいましも運命的な最期の旅路を辿ってゆくところです。

雪のごとく白き衣緩やかに翻らせ
横たわむれるかの乙女
身に降りかかる落ち葉も軽やかに
夜の静寂をつらぬいて
キャメロットの地めざし、流れゆく

この詩はラファエル前派に非常に好まれました。1857 年に出版された有名なモクソン版「テニスン詩集」に収められている「シャーロットの乙女」に挿絵を入れたのは、ロセッティとホルマン・ハントであったし、バーン=ジョン―ズやアーサー・ヒューズ、J・W・ウォーターハウスもこの主題を試みています。
グリムショーの初期の作品はラファエル前派の影響を非常に強く受けていて、彼自身熱烈なテニスン崇拝者でした。これは彼が自分の子供たちの名前にテニスンの「国王牧歌」中の登場人物に因んでつけていることからも推察できます。
しかし、彼が月の光に照らされた街並みや波止場の情景を描く際頻繁に用いた視覚効果の面からこの絵を見ると、彼がこのテーマを驚くほど独創的に扱っていることが分かります。なお背景の異なるもう一点のバージョンが残されているのでそれもあわせて載せました。
by esthetisme | 2007-09-08 20:40 | 絵本