今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介
美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。 誕生日 14.4.1979 尊敬する人物 レオナルド ダ ヴィンチ 稀有の総合芸術者です。 好物: フォワグラ、ピジョン、 グルヌイユ、ジビエ アバ、ビターチョコ、 ワイン、ハーブ系のお酒、 アルマニャック、日本酒 刺身、湯葉、 嫌いな食べ物: 添加物を加えて いる食べ物、 ジャンクフード、 ファーストフード、 インスタント食品、 チェーン店の料理、 創作料理(フランス料理 なら正統的なフランス 料理を食べたいので、 でも一店だけ例外はあり ます。) お腹をただ満たすための 食事ではなくて、 ゆっくりと時間をかけて 味わい、全身で美味しさ を喜ぶことができる、 そんな料理が食べたい です。 るしぇるしぇへのメールは esthetisme アットマークexcite.co.jp までお願いします。 --------------------------------- お気に入りリンク るしぇるしぇの食べ歩き専用 のブログです。 -------------------------------- カテゴリ
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ペルジーノ展 ラファエロが師と仰いだ神のごとき人
2007年 06月 21日
ルネサンスの三巨匠のひとりであるラファエロが師と仰いだペルジーノの展覧会に行ってきました。知られていない画家だけに観覧客は思っていたとおりあまりいなく、展示数はそれほど多くなく、ゆっくりと見ても1時間半ぐらいでしたね。展示されている作品で魅力的なものもありましたが、ルーブル美術館に展示されているこの絵画のほうがもっと魅力的に思えるのでその絵画をアップ。でも商業的な画家って本気で好きにはなれませんが。 この人は、一度使った人物を繰り返し使って書くのが特徴的で、レオナルドやミケランジェロの自分のアイデアを自由に追及する芸術家というよりも依頼主の注文を忠実に仕事する職人といえる画家でした。最初はルネサンスの最良の画家として名を馳せますが、そのわずか数年後に一度使った人物を繰り返し描くことが嫌われてしまい、彼の代わりにレオナルドやミケランジェロなどが当時の人々に受け入れられます。そして宗教の改革の頃には教会は、聖書の出来事をドラマテイックに表現したいと考えていました。ペルジーノの穏やかなで豪華な祭壇画はふさわしくないとされて、ばらばらにされてしまったり、とりかえれられてしまいました。そういったことがあってペルジーノは忘れられてしまったんだと思います。 ペルジーノの作品はルーブル美術館で見た覚えがありますね。NKK出版の「ルーブル美術館」という美術本では、ルーブル美術館に展示されている5枚の作品に簡単な解説をつけていて、その本以外でペルジーノの作品が載っている美術本というと「すぐわかる キリスト教絵画のみかた」というのがあり、「ペテロに天国の鍵を渡すキリスト」という絵画が紹介されています日本でペルジーノの作品の紹介の本というとその2冊ぐらいしかないような気がします。2冊しかないから展示会の内容にプラスして書くのが楽です。まだ展示会が終わっていないので終わってから内容をアップしようと思います。 今回の展覧会でのペルジーノの作品の紹介は、ペルージャにあるウンブリア国立絵画館を中心としたものですがほんと貴重な機会ですね。ウンブリア州というとイタリアのトリュフの名産地なので以前、トリュフ尽くしを楽しもうと19歳の時に行ったことがあり、前菜からメインまでトリュフ尽くしを楽しみました。アッシジとオルヴィエートは行ったことがありますが、ペルージャはないですけど。それだけに今回こうしてペルージャにある美術館の作品が見れるのは嬉しいです。 あの時はデジカメってあったのかな?高くて買えなかったのかよく覚えていませんが3万ぐらいのフィルムのカメラを買って撮りましたよ。なぜか料理の写真はまったくなくて観光写真ばかり。なんで料理の写真を撮らなかったのか今もって謎でもったいないことをしました。 であの時はご飯の度に律儀にチップを渡していました。テーブルに置いて帰ればいいんですけど、一度チップを手渡ししたら、もう別人というぐらい表情が変るのが楽しくてイタリア人って面白いなぁと思い、それからは手渡しに。 行ったお店はほとんど覚えていませんがフィレンツェのサバティーニは行ったこととそこでの出来事はだいぶ覚えていますね。ほんとうはエノテーカ ピンキオーリに行きたかったんですけど値段が高すぎて無理で、サバティーニに行ったらお客さんは日本人だらけでイタリア人がいないんですよね。たまたまなのかよくわかりませんがイタリアにいる感じがしなかったし、料理もたいして印象に残るものではなくて。最後の日だったからあの頃でのだいぶ贅沢したのにお金を使うところを間違えて旅のしめくくりにならなくて残念でしたが。 この旅行の後、イタリア料理よりもフランス料理が食べたいということで外食はフランス料理がメインに。 それが今では懐石料理、精進料理、郷土料理と和食がメインになり、これは味覚の変化というより生まれ育った日本の文化を知らなすぎるのでしっかりと学びたいから。それに日本で食べるフランス料理は日本人にあわせた味付けが多いのでそういうフランス料理を食べるのにお金を使うよりも、日本の文化を学べる料理にお金を使ったほうが限りあるお金の使い方として有効的だと思うためです。 和食をメインで食べるようになりいろいろと学んだ中で精進料理からもたくさんのことを教えてもらいましたが、仏教の教えに即しているためやはりどれも有りがたいものです。 素材を無駄にせず使い切る、どうしても使い切れなければ土にかえしてあげるというのを徹底すればほんと生ごみが減りますし、素材はほんと成仏できるでしょう。今って飽食の時代で食べれるのに捨てていますよね。精進料理の精神からすればこれほど罰当たりな事はないし、今日食べるのにも不自由し、やがて満足に食べることができなくて死んでいる人たちが大勢いると思うと愚行の極みではないですかね。 精進料理特有の淡味は、微妙な味の違いがわかるようになりますし、素材本来の色を愛でながら、素材そのものの味もよくわかるようになるものです。 移ろいゆく季節を表現しつつ、素材への感謝を心を込めて慈しむようにして作られた料理を頂くと食べ手も自然と素材への感謝を抱くはずです。 僕は毎回そうですね。これほど精神的にも充足する料理は他にないと思っています。それが精進料理の魅力のひとつでもあるのですが。 話は変りましてようやく今月の鮎料理のお店に電話をしたはいいんですけど、電話に出た人の対応が「このお店で大丈夫?」という不安を感じさせるような対応でした。 その前に電話した料亭ですから当たり前なんですけど丁寧な口調の洲さきの女将さんとは落差が激しくて。 ま料理が美味しければいいんですけど食べるまでは不安は消えないですけどね。どうしても鵜飼でとった鮎が食べたいし、そのお店でしかない鮎料理がありそれが食べたくてそのお店にしたので予約は取り消さないことに。 でもふと思ったのですが鵜飼って毎日やっていますよね。毎日獲ったら鮎がいなくなるのでは?まさか養殖物を川に放したりしないでしょうね。それに毎日獲れるものなのか?という疑問もありましたが、お店の方が言うには獲れない日もあるそうです。天然の鮎が獲れることと料理が美味しくてゆっくりと食べれることを願うばかり。まこのお店が外れても鵜飼でとった鮎が食べれるお店は他にもあるので、来年またチャレンジすればいいことです。鮎の他にはこれで3回目となる飛騨高山に行ってきます。飛騨高山で行くお店はこれで2回目の角正とこれで3回目と行くたびに行っているほどお気に入りの料亭である州さきです。もうどちらのお店も心から満足の行くご飯が食べれるのでほんと気が楽です。州さきは、やはり1人だと夜は難しいという話でしたがなんとか受けてくれました。3回目なので女将さんが覚えてくれていたようで嬉しかったですし。飛騨高山に行くことがあったら州さきと角正、肴は間違いのないお店ですからお勧めです。 鮎と高山の次は祇園祭の頃に京都に行く予定です。3日間の予定でほぼ行きたいお店が決まりました。今月の鮎尽くしの次は鱧尽くしですが、今年の4月に鯛尽くしを頂いた和歌山の料亭にしようかと思っています。というのも今年は1月の越前蟹尽くしと河豚尽くし、2月のあんこう尽くしでお店選びを失敗しているのでこれ以上失敗したくないと思いがあり、鯛尽くしでよかった 和歌山の料亭なら鱧尽くしも期待できるだろうし、そもそも和歌山は鱧の名産地の1つですからなおさら期待できます。 まとのはもう予約しました。移転して値段が高くなっているのが気になりますね。移転前は1番高くても夜は1万でしたが、移転後は9000円のコースから1番上は18000円となっていて、間のコースにしてみました。値段が上がった分食材もより豪華になって満足度が更に上がるのといいのですが。 京都のラミティエと呼べそうなお店を見つけました。値段も量も他のブロガーの写真を見ましたがラミティエと同じようで、比較のため行ってみようかなと。それだけでなくラミティエのようなビストロの料理ってフランス人が実際食べていそうな料理ばかりで、フランス人の普段の生活が見えてくるような感じがして食べていて楽しいんですよね。郷土料理であれば郷土の文化の一端が見えてきて、なおさら興味深くなるし。ずっと京都でフレンチを食べていませんでしたが今回目をつけたお店だけは行ってみようかなと。ま前はレストランばっかりでビストロは行ったことがなかったこともありますし。 おばんざいのお店はだいぶ絞れてきました。おばんざいの魅力って手軽な値段でたくさんの京野菜を食べれることだと思っています。それに京都の人が普段食べているといった感じもいいですし。割烹と料亭の間に挟む事で落差をつけて食べ歩きを楽しめるかなと。 和菓子はほうせん、嘯月は今回も必ずですね。あとはくずきり、あんみつなどもいろいろと食べたいなと。フランソワやソワレなどのレトロカフェに再訪したいし。 ほんと京都は行きたいところがたくさんありすぎますね。目一杯行けるだけ行って食べて飲んで久々の京都を楽しもうと思います。
by esthetisme
| 2007-06-21 20:10
| 絵本
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