総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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リール市立美術館所蔵 フランス19世紀絵画展
リール市立美術館所蔵 フランス19世紀絵画展


ベルギーの国境近くにあるフランドル地方の中心都市リールは、古くから工業都市として栄えました。
この地に建設されたリール市立美術館は、フランス革命後の1801年の政令によって15の地方美術館の1つとして指定されました。
単に一地方美術館というにはあまりにも豊かな所蔵作品を有していて、コンパクトなルーブル美術館といってもいいほどの「百科全書的」なコレクションを誇ります。
この美術館のコレクションの基礎を成すのは、革命によってこの地方の教会や修道院、亡命貴族から差し押さえられた美術品と、同様のプロセスをたどりながらも、1度は国有財産としてルーヴル美術館に収められたものが半永久貸与された、「国家送付作品」です。
美術品の中には、ヴェロネーゼ、ティントレット、ルーベンスなどの秀作が含まれていて、美術館の真の基礎となりました。とりわけこの地方の教会や修道院から獲得された作品をみると、土地柄のため、15世紀から17世紀のフランドル派の宗教画が数多くあります。
それは例えばリールのカプチン派修道院礼拝堂に掲げられていたルーベンスの「十字架降下」、リールの静修派修道院に収められていたファイン・ダイクの「十字架のキリスト」などです。
一方、1834年に新古典主義の画家であるヴィカールより寄贈されたコレクションを通して、きわめて豊富な素描コレクションと、ドナテッロの浮彫「ヘロデの宴」などのイタリア美術が大幅に補強されました。
この後、1841年から1875年にかけて精力的に館を運営したエドゥアール・レイナールの下で、リール美術館は蒐集の黄金時代を迎えることになります。
1841年に188点であった油彩画は、1875年には715点と3倍以上も増えました。

この美術館に所蔵されている油彩画の代表作品はというと

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新古典主義の画家であるジャック=ルイ・ダヴィッドの「物乞いをするベリサリウス」

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写実主義の画家であるギュスターブ・クルーべの「オルナンの食休み」

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象徴主義の画家であるピュヴィス・ド・シャヴァンヌの「眠り」

作品及び時代によって画風が違うスペインの画家であるゴヤの「手紙を読む若い娘たち」

同じくゴヤの「老女たち」

印象派の画家であるマネの「喪服姿のベルトモリゾ」

などが挙げられます。

油彩画のほかは、彫刻、工芸品も積極的に蒐集し、補充していて、現在では、その伝統、規模ともにフランス最大級の美術館として内外に知られるようになりました。


今回の展覧会では、19世紀という時代にスポットをあて、リール美術館の豊かなコレクションを¥語る60点の油絵と30点の水彩画から構成されています。
今回の出品作品を見ると

ドロクロワの「田園の花束」、ミレーの「お口をあけて」、クルーベの「フレールのムーズ川」、
コローの「ローマのサン=タンジェロ城」、
作品があまりにも大きすぎるため日本への搬送を見合わせざるを得なかったため、習作での出品となったピュヴィス・ド・シャヴァンヌの「眠り」
と新古典主義から象徴主義に至る、フランス絵画の伝統と革新の多様な展開の奇跡をたどるものとなっています。

開催年、開催美術館一覧

1991年7月31日~9月4日

横浜そごう美術館

1991年9月22日~11月3日

北海道立帯広美術館

1991年11月8日~12月3日

近鉄アート館

1992年1月5日~2月11日

山口県立美術館


図録 目次

P8 序「リール市立美術館」

アルノー・プレジョン・ド・ラヴァルニエ

P10 序「リール市立美術館」のフランス語原文

P12 序「リール市立美術館の至宝―19世紀フランス絵画」

アニー・スコテーズ=ド・ヴァンブルシ

P12 序「リール市立美術館の至宝―19世紀フランス絵画」のフランス語原文

P13 「風景画の覚醒」

島本 浣

P17 「図版(油彩)」

P79 「図版(水彩)」

P111 作家・作品解説

P151 作家・作品解説のフランス語原文

P185 バイオグラフィー

P187 展覧会一覧

P188 画家別索引

P189「修復―見出されたもの」

マリー=エレーヌ・ラヴァレ

P192「修復―見出されたもの」のフランス語原文

本展から図録の表紙になっている一枚の解説を載せます。

カロリュス=デュラン 「接吻」

本展に出品作品である「眠る男」の7年後に制作された「接吻」は、サロンに出品されたことはありませんでしたが、カロリュス=デュランの最も有名な作品の1つに数えられます。
この作品は一世紀以上も忘れられていましたが、リール美術館への寛大な寄贈により再び鑑賞することができるようになりました。
「接吻」は「眠る男」と同様に、確実に自伝的な内容を持っています。この絵画はカロリュス=デュランが妻と出会い、結婚した年に描かれていますが、描かれている男女はカロリュス夫妻に酷似しています。
やはり「眠る男」と比べると、主題となっているロマン主義的な抑揚に改めて驚かされます。
この作品はクルーベの「田園の恋人たち」を想起させるかもしれませんが、それにしても髪を飾る薔薇と床に置かれた花束が、女性の近づき難い美しさという構想を形成するのを手伝っていて、1860年、70年代の典型的なブルジョワ的レアリスムに符合しています。
力強く見事な手法だけでなく、画面は真に絵画的な美質を示していますが、それは構図の簡潔さと、肩掛けの赤が大胆に引き立てている抑えた色調によって、「眠る男」以上の魅力的な作品となっています。
リールの画家のクールベヘの称賛と、ベラスケスらスペインの巨匠の決定的な影響などから、カロリュス=デュランは、自身の叙情的な画風を特徴づける個性と厳かな色合いを獲得しました。

参考文献

「フランス発見の旅」
「本展図録」
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by esthetisme | 2007-05-02 20:40 | 絵本