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総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!

by esthetisme
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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までお願いします。

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Hostsonaten  Springsong
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音楽で四季のそれぞれを情景描写豊かに描ききるシリーズの第1作目。昨年2010年にようやく発売を待っていた夏が発売されて春のオリジナルが発売されて2002年以来ようやく完結しました。

今回の春はベースパートの差し替えやメロトロンをサンプルではなく本物に置き換えたりボーナストラックを加えたリメイク盤が2009年に発売されていてその盤を書きます。
いつもながらジャケットのアートワークがその季節を端的に表していて秀逸です。

4枚の中でとりわけアーコスティック、トラッド寄りの色合いが強い春。アコギ、ホイッスル、バグパイプ、バイリオン、フルート、リコーダーと生楽器が満載。

基本は春らしくたおやかできらきらとした抒情に溢れていて、盛り上がるところはメロトロン、オルガン、ムーグといったキーボード類に力強いギターで分厚くシンフォニックになります。
部分、部分でキャメルやアンソニーフィリップッスの初期の頃を想起させるような音です。

1) In The Open Fields
2) Kemper/Springtheme
3) Living Stone And 1st Reprise
4) She Sat Writing Letters On The Riverbank
5) The Underwater And 2nd Reprise
6) Lowtide
7) The Wood Is Alive With The Smell Of The Rain
8) Evocation Of Spring In A Fastdance
9) Toward The Sea
9-a) Black Mountains
9-b) 3rd Reprise
9-c) Springland

とりわけお気入りの曲を2曲ピックアップ。



2曲目のKemper/Springtheme。曲名の通り2部構成。1部目は1曲目で聞くことができるこのアルバムのメインテーマをフルートで奏でていますがこの音色を聞いているとその前の冬と比べてより眩しく感じる日差しが降り注ぐ中、草原を吹き渡る春風が優しく頬を撫で、草花の甘い匂いがするそんな景色に導かれているような気分になります。後半はムーグとメロトロンが加わりシンフォニックな展開へと。
2部目は一転してアコギとホイッスルでケルト音楽を思わせるそんな哀愁のメロディをホイッスルが奏でますがこのメロディ、ほんと大好きです。
ホイッスルに続いてバイリオンも活躍し、そして情感豊かに泣きまくるキャメル張りのギターが延々と続きどこまでも高揚していきます。



アルバムをラストを飾るToward The Sea 。こちらは3部構成の曲で13分の大曲。
1部目は前曲のいかにも春という感じの快活で楽しげな曲調を引継ぎ、リズミカルなテンポにフルートのソロ、サックスの跳ねたような音が加わり、曲が進むとバッキングのバイリオリンがソロと前に出てきたと思うと、フルートがソロを奏で、バイオリンはまたバッキングにと入れ替わりとなり聴いていて楽しいですね。どんどん曲はペースアップしていき、最後はエレキギターのソロへ。
2部目は1部目の最後のエレキギターがそのままメインテーマを奏でるというこのアルバムの3度目のリプライズ。ギターにメロトロンも加わります。ほかのリプライズの時より短めです。
3部目は盛り上がっているところに2曲目の2部目を再びここにとやはりこのアルバムはトラッド(ケルト)が色濃いのでそれへと戻る曲調なので始まるのでこの落差が強烈です。でも大好きなメロディだけにまた聴けて嬉しい。続いてヴァイオリンが登場し、寂しさ、不安感を感じさせるような曲調になるのですが、しかしエレキギターがどんどんと盛り上げていき、最後はバグパイプがメインテーマを堂々と奏でてエレキギター、オルガンと共に感動のエンディングです。
by esthetisme | 2011-03-20 23:46 | 世界中のプログレ