総合芸術と生活美学を目指して~僕の審美眼に叶う愛しい物達~
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今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介

美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。


誕生日 14.4.1979

尊敬する人物

レオナルド ダ ヴィンチ
稀有の総合芸術者です。

好物:
フォワグラ、ピジョン、
グルヌイユ、ジビエ
アバ、ビターチョコ、
ワイン、ハーブ系のお酒、
アルマニャック、日本酒
刺身、湯葉、

嫌いな食べ物:
添加物を加えて
いる食べ物、
ジャンクフード、
ファーストフード、
インスタント食品、
チェーン店の料理、
創作料理(フランス料理
なら正統的なフランス
料理を食べたいので、
でも一店だけ例外はあり
ます。)


お腹をただ満たすための
食事ではなくて、
ゆっくりと時間をかけて
味わい、全身で美味しさ
を喜ぶことができる、
そんな料理が食べたい
です。

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アーサー・ヒューズ オフィーリア
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アーサー・ヒューズ オフィーリア 1852年

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アーサー・ヒューズ オフィーリア 1865年

シェイクスピア劇の中で最も親しまれていて、何度も表現された主題のひとつである「ハムレット」第4幕第7場のオフィーリア狂乱の情景を描いています。

オフィーリアは、一度は愛を誓ったハムレットの心変わりに耐えることができず、父ポローニアスの死に深く悲しみに沈みました。
奸計でデンマーク王位を奪い取ったクローディアスは、ハムレットの殺害を企て、表向きはイギリスへの使命を託して送り出します。
ハムレットがいなくなると、オフィーリアは野原に出て、野性の花や薬草を集めて身を飾り、まるで恋人をなじかるのように、花の名前や伝承された花言葉を口ずさみます。
「これがマンネンロウ、思い出の花。お願い、私を忘れないで。それから三色スミレ、もの思いの花。」
オフィーリアが溺死した場所や状況は、王妃ガートルードが、オフィーリアの兄レアティーズに語り聞かせます。


小川のほとりに柳の木が斜めに立ち、
白い葉裏を流れに映しているところに、
オフィーリアがきました。
キンポウゲ、イラクサ、ヒナギク、
それに、口さがない羊飼いは卑しい名で呼び、
清純な乙女達は死人の指と名づけている
紫蘭の花などを編み合わせた花冠を手にして。
あの子がしだれの柳の枝に
その花冠をかけようとよじ登ったとたんに、
つれない枝は一瞬にして折れ、
あの子は花を抱いたまま泣きさざめく流れに
まっさかさま。裳裾は大きく広がって
しばらくは人形のように川面に浮かびながら
古い歌をきれぎれに口ずさんでいました、
まるでわが身に迫る死を死らぬげに、
あるいは水のなかに生まれ、
水の中で育つもののように。
だがそれもわずかなあいだ、身につけた服は
水をふくんで重くなり、あわれにもその
美しい歌声をもぎとって、川底の泥の中へ
引きずり込んでいきました。(小田島 雄志訳)

ヒューズのオフィーリアには2点のヴァージョンがあり、両者は明らかに相前後して製作されたらしく、サイズは異なりますが、構図として描かれた内容は同じとなっています。
また額縁も同様の造りで、王妃ガードルードがオフィーリアの死を物語る一節が金地に書き込まれていて、額縁の周囲を金箔を施した蔦の葉飾りが取り巻いています。

この主題はヒューズが同時代のラファエル前派様式に共鳴したことを示しています。ヒューズの作品は、溺れた少女が流れの中に浮かぶ様子を描いたミレーの有名なオフィーリアと同じく、1852年のロイヤル・アカデミー展に出品されました。明らかにふたりの画家は、ロイヤル・アカデミー展に彼らの作品が並ぶまで、両者がいずれも「ハムレット」から主題を選んだことを知らなかったようです。
しかしこの2点の作品の比較は、それぞれの画家の制作方法を知る上で大いに役立ちます。
ミレーは植物と衣服の襞が織り成す緻密なパターンを画面全体にまで押し広げ、少しも手抜きをせずに、「自然に忠実に」という技法の要求を実践しています。
これとは対照的に、ヒューズの作品では細密描写と鮮やかな色彩は人物描写に限定されて、それ以外の二次的な部分は、もっと概略化され、その場の雰囲気が強められています。オフィーリア自身は、超自然的な光に照らし出されています。
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by esthetisme | 2009-07-25 23:38 | ラファエル前派