今はなきレオン・ド・リヨンの森鳩。生涯で一番美味しかったジビエ。あまりの美味しさにまた食べにフランスに行ったほどです。これを超えるジビエ料理に出会いたい!!
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自己紹介
美味しいものが大好きで、音楽、映画、絵画、文学における抒情美を追求している「るしぇるしぇ」といいます。 誕生日 14.4.1979 尊敬する人物 レオナルド ダ ヴィンチ 稀有の総合芸術者です。 好物: フォワグラ、ピジョン、 グルヌイユ、ジビエ アバ、ビターチョコ、 ワイン、ハーブ系のお酒、 アルマニャック、日本酒 刺身、湯葉、 嫌いな食べ物: 添加物を加えて いる食べ物、 ジャンクフード、 ファーストフード、 インスタント食品、 チェーン店の料理、 創作料理(フランス料理 なら正統的なフランス 料理を食べたいので、 でも一店だけ例外はあり ます。) お腹をただ満たすための 食事ではなくて、 ゆっくりと時間をかけて 味わい、全身で美味しさ を喜ぶことができる、 そんな料理が食べたい です。 るしぇるしぇへのメールは esthetisme アットマークexcite.co.jp までお願いします。 --------------------------------- お気に入りリンク るしぇるしぇの食べ歩き専用 のブログです。 -------------------------------- カテゴリ
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アーサー・ヒューズ オフィーリア
2009年 07月 25日
アーサー・ヒューズ オフィーリア 1852年 アーサー・ヒューズ オフィーリア 1865年 シェイクスピア劇の中で最も親しまれていて、何度も表現された主題のひとつである「ハムレット」第4幕第7場のオフィーリア狂乱の情景を描いています。 オフィーリアは、一度は愛を誓ったハムレットの心変わりに耐えることができず、父ポローニアスの死に深く悲しみに沈みました。 奸計でデンマーク王位を奪い取ったクローディアスは、ハムレットの殺害を企て、表向きはイギリスへの使命を託して送り出します。 ハムレットがいなくなると、オフィーリアは野原に出て、野性の花や薬草を集めて身を飾り、まるで恋人をなじかるのように、花の名前や伝承された花言葉を口ずさみます。 「これがマンネンロウ、思い出の花。お願い、私を忘れないで。それから三色スミレ、もの思いの花。」 オフィーリアが溺死した場所や状況は、王妃ガートルードが、オフィーリアの兄レアティーズに語り聞かせます。 小川のほとりに柳の木が斜めに立ち、 白い葉裏を流れに映しているところに、 オフィーリアがきました。 キンポウゲ、イラクサ、ヒナギク、 それに、口さがない羊飼いは卑しい名で呼び、 清純な乙女達は死人の指と名づけている 紫蘭の花などを編み合わせた花冠を手にして。 あの子がしだれの柳の枝に その花冠をかけようとよじ登ったとたんに、 つれない枝は一瞬にして折れ、 あの子は花を抱いたまま泣きさざめく流れに まっさかさま。裳裾は大きく広がって しばらくは人形のように川面に浮かびながら 古い歌をきれぎれに口ずさんでいました、 まるでわが身に迫る死を死らぬげに、 あるいは水のなかに生まれ、 水の中で育つもののように。 だがそれもわずかなあいだ、身につけた服は 水をふくんで重くなり、あわれにもその 美しい歌声をもぎとって、川底の泥の中へ 引きずり込んでいきました。(小田島 雄志訳) ヒューズのオフィーリアには2点のヴァージョンがあり、両者は明らかに相前後して製作されたらしく、サイズは異なりますが、構図として描かれた内容は同じとなっています。 また額縁も同様の造りで、王妃ガードルードがオフィーリアの死を物語る一節が金地に書き込まれていて、額縁の周囲を金箔を施した蔦の葉飾りが取り巻いています。 この主題はヒューズが同時代のラファエル前派様式に共鳴したことを示しています。ヒューズの作品は、溺れた少女が流れの中に浮かぶ様子を描いたミレーの有名なオフィーリアと同じく、1852年のロイヤル・アカデミー展に出品されました。明らかにふたりの画家は、ロイヤル・アカデミー展に彼らの作品が並ぶまで、両者がいずれも「ハムレット」から主題を選んだことを知らなかったようです。 しかしこの2点の作品の比較は、それぞれの画家の制作方法を知る上で大いに役立ちます。 ミレーは植物と衣服の襞が織り成す緻密なパターンを画面全体にまで押し広げ、少しも手抜きをせずに、「自然に忠実に」という技法の要求を実践しています。 これとは対照的に、ヒューズの作品では細密描写と鮮やかな色彩は人物描写に限定されて、それ以外の二次的な部分は、もっと概略化され、その場の雰囲気が強められています。オフィーリア自身は、超自然的な光に照らし出されています。
by esthetisme
| 2009-07-25 23:38
| ラファエル前派
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